ここから本文です

U-21主体のドイツ、統一後初の五輪で予想外の躍進 勝てば男女で金の快挙

ISM 8月20日(土)19時10分配信

 リオ五輪サッカー男子は現地時間20日に決勝が行なわれ、28年ぶりの大会出場となったドイツがホスト国ブラジルと対戦する。前日には女子が初優勝を果たしており、このまま男子も金メダルを獲得すれば、初めてづくしのフィナーレとなる。

 ユルゲン・クリンスマン氏らを擁したチームで銅メダルを手にした1988年ソウル五輪が、これまで最高の結果にして最後の大会だったドイツ(当時は西ドイツ)。今大会が東西ドイツ統一を果たしてから初の五輪となったが、様々な制約とケガ人によりベストメンバーが組めず、当初国内の期待は低かった。セカンドベストのチームですらないとの評もあるなか、ここまで勝ち上がってきたが、調子を上げているFWネイマールを擁し、ホームの大歓声を背にするブラジルを下すことは難しい。

 こうしたなか、クリンスマン氏は独『ビルト』紙(電子版)に対し「彼(ホルスト・ルベッシュ監督)は彼自身のやり方でここまで素晴らしい仕事をしてきた。圧巻だよ」と指揮官を称賛しつつ、「1対0で勝てれば、とんでもない偉業だ」「ネイマールが格別に抜きん出ていることは疑いようのない事実だ。1人で試合を決めてしまう力があるからね」と相手の怖さに言及した。

 2年前のW杯ではフル代表がブラジルに7対1で大勝しているが、ルベッシュ監督はDFB(ドイツサッカー連盟)公式HP上で「そのことは誰も考えていない」「我々は違うメンバーで臨んでいる」とコメント。「ここまでケガ人なしでこれて、本当に良かった。我々はネイマールと戦うのではなく、ブラジルと戦うんだ。勝ちたいなら、1人の選手に集中してはいけない」と、力を込めて語っている。

 なお、五輪メンバーのなかで唯一、14年のW杯メンバーだったDFマティアス・ギンターは、「2年前、僕は歴史的な快挙を果たしたチームの一員でいさせてもらえた。今度は僕らが金メダルを持ち帰りたい」と気合を入れていた。

最終更新:8月20日(土)19時10分

ISM

スポーツナビ サッカー情報