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「長屋王残照記」イベント、里中満智子の登場に三木眞一郎&加藤英美里が感激

コミックナタリー 8月20日(土)20時48分配信

里中満智子「長屋王残照記」を原作としたドラマCDの発売を記念し、本日8月20日に神奈川・洗足学園音楽大学にてトークイベントが開催された。イベントには主人公・長屋王役の三木眞一郎、その妻である吉備内親王役の加藤英美里、特別ゲストとして作者の里中が登壇した。

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「長屋王残照記」は、誇り高き貴人・長屋王の鮮烈な生涯を描いた歴史ロマン。ドラマCDは声優事務所81プロデュース発の81レーベルよりリリースされ、文教堂、アニメガ、声優ミュージアム、81produce omisenで販売されている。

最初に壇上に上がった三木と加藤は、それぞれの役を演じ終えての感想を語る。加藤は「もともと歴史にあまり詳しくなかったので、台本をいただいたときに『ちゃんと理解できるかな』と思ったんですが、読み始めたら一晩で読んじゃうくらい面白かったです」とコメント。三木は「話のスケールがとても大きくて、その時代の空気感をどうやったら音だけで伝えられるのかというところから入っていきました」と振り返る。

また完成したCDについて加藤は「声が付いて、効果音と音楽も付いてとなると物語への感情の乗り方が全然変わってきますし、怒涛の展開が続くので、聴き終わったときに軽い脱力感がありました。でもそれだけ聴き入ってしまう作品です」と語る。続けて三木が「密度が非常に濃くて。歴史の授業で使っていただいてもまったく問題ないぐらい」と発言すると、加藤も「私の時代にもドラマCDが使われてたらよかったなと思います」と乗っかる。それに対し三木は「そうなったら、(声を聴いて)ずっとニヤニヤするだろ!」と突っ込み、加藤は「ニヤニヤはしますが……」と照れ笑いした。

中盤に里中が登場すると、三木は「姉の影響で小さいころから少女マンガを読んでいて、そこでずっと名前を拝見していた先生とお会いできるなんて……。だから僕、今日は変です! ちょっとフワフワしてます」と感激の様子。加藤も「里中先生の『古事記』は学校に置いてあった唯一のマンガで、読ませていただいてたのですごくうれしいです。すごく物腰柔らかな方で、私にはない上品さだなと思いました」と話し、笑いを誘った。

里中はドラマCDの感想を「目で読んでいくマンガと、耳で聴いていくCD。こんなに違っていて、でも同じ世界を共有しているのが不思議で、新たな発見がありました」と、2人に伝える。さらに「描いてるときにキャラクターの声は気にしてなかったんですが、CDを聴いちゃったのでもうみなさんの声で再生されますね」と言うと、三木は「今日、僕これで終わっていいです……!(笑)」と感慨深げに返した。

また里中は「長屋王残照記」を描いたきっかけについて、「『天上の虹』を描いていた頃に、ちょうど奈良で長屋王邸の跡地が発掘されたんですよ。デパートを建てようとしたところで見つかったらしく、結局そのデパートは建たないことになったのですが。そのときに徳間書店の方から『長屋王の話を描き下ろしで描いてくれませんか』とお話がきて。最初は躊躇したんですけど『長屋王の供養としてもぜひ』『気分転換にいいじゃないですか』とも言われて、『それもアリかな』と思って」と秘話を語った。

終盤には「長屋王残照記」の舞台である奈良県にまつわるクイズを実施。また里中のサイン入りポスターをかけたじゃんけん大会も行われ、イベントは終始和やかなムードで幕を閉じた。

ドラマCD「長屋王残照記」キャスト
長屋王:三木眞一郎吉備内親王:加藤英美里氷高皇女(元正天皇):勝生真沙子阿閇皇太妃(元明天皇):恒松あゆみ首皇子(聖武天皇):宮田幸季藤原房前:川島得愛藤原安宿:比嘉久美子藤原長娥子:高橋李依藤原宇合:駒田航高市皇子:白石兼斗大伴旅人:佐治和也中臣東人:多田啓太 女官:瀧本光里采女:織江珠生犬養三千代:弘中くみ子藤原不比等:江原正士ナレーション:川端義明

最終更新:8月21日(日)12時37分

コミックナタリー

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