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菜七子 英国遠征で無念の競走除外…11月ファイナルでうれし涙流せるか

東スポWeb 8月20日(土)16時51分配信

 現地19日、英国ロンドン近郊にあるサンダウンパーク競馬場で「ワールドレディースチャンピオンシップ」が行われた。このレースはアラブ首長国連邦アブダビのファティマ・ビント・ムバラク妃殿下が各国の女性騎手を招待して行う国際競走(プロアマ混合)で、第13戦(純血アラブによる芝1600メートル)の今回は、日本からJRAの藤田菜七子(19)が参戦した。

 朝から雨が降ったりやんだりする英国らしい天候の下、レースの3時間前に競馬場入りした菜七子。馬場を歩き、自らの足で日本との違いを実感した。「ぼこぼこしているし、坂もキツいので相当スタミナが必要そうです」

 しかし、レースは予想外の形で幕を閉じた。パドックで何度も立ち上がっていた騎乗馬(抽選で選出=アルティメットフォース)は、馬場で菜七子が乗った瞬間に再度立ち上がり、そのまま後ろ向きに転倒。放馬したため無念の競走除外となってしまった。菜七子は馬の下敷きになって一瞬ヒヤリとさせられたが、奇跡的にケガはなかった。

 このアクシデントにより、特別措置で11月13日に行われるファイナル(第15戦=UAE・アブダビ)進出が決定。その報告を聞くと涙があふれ止まらなくなった。「本当は勝ってファイナルに行きたかった。レース前に終わってしまって残念だし、悔しいです」。続けて「この悔しさをアブダビで晴らせるよう頑張ります」と気丈に締めた。

 菜七子はここまで実戦では船橋、東京、園田で落馬があり、初海外遠征の今回も同様の不運に見舞われた。いずれも軽症で済んだのは“持ってる女”たるゆえんだが、次回はぜひ、勝ってうれし涙を見せてもらいたい。

 今後は現地20日に競馬の聖地ニューマーケットを見学。21日に帰国の途に就く予定だ。

最終更新:8月20日(土)16時51分

東スポWeb

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