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【MLB】イチローは強肩外野手の代名詞!? 米メディア「彼の球は地を這うよう進む」

Full-Count 8/20(土) 7:10配信

メジャーに衝撃を与え続けてきた肩、送球は「走者より1、2歩早くベースに届く」

 史上30人目の通算3000安打を達成してからもヒットを積み重ねているマーリンズのイチロー外野手。2001年にマリナーズでデビューしてから走攻守の全てでメジャーを席巻してきたが、米国のファンや選手に最も大きな衝撃を与えたのは「肩」かもしれない。

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 米メディア「ザ・チート・シート」は、「(今季)メジャーで最高の強肩を誇る5人の外野手」と題した特集を掲載。記事では、過去の名プレーヤーの例から、「総補殺-ダブルプレー(フライアウトでタッチアップした走者を刺した数)」の数字が大きい外野手が、真の強肩の持ち主だと定義。4番手外野手のイチローは今季の補殺数が多くないため、リストには入っていないものの、強肩の代表的選手として記事の中に登場し、その肩は「驚異的」と評価されている。

 今季の強肩ベスト5に選出されたのは、1位から順にスターリング・マルテ(パイレーツ)、アダム・イートン(ホワイトソックス)、コルビー・ラスマス(アストロズ)、ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア(レッドソックス)、ジョージ・スプリンガー(アストロズ)の5人。マルテはダブルプレーは1つもなく、今季12補殺をマークしており、本塁への返球が100マイル(約161キロ)を記録したこともあるという。

 一方、記事では5人の名前を紹介する前に、イチローについて言及。「ライトを守るイチロー・スズキの肩は驚異的だ。彼の球は地を這うよう進み、走者より1、2歩早くベースに届く。16年間、イチローは並外れたアシスト数を誇る」と絶賛している。

「イチローに対し、次の塁を狙うような馬鹿なランナーはいない」

 イチローが全米の度肝を抜いたのが、渡米1年目の「レーザービーム」送球。2001年4月2日にメジャーデビューを果たしたばかりの日本人外野手は、同11日のアスレチックス戦の8回1死一塁でライト前へのヒットをグラブに収めると、三塁へ矢のようなボールを投げ込んだ。まさに「地を這うような」ノーバウンド送球で、三塁を狙った一塁走者のテレンス・ロングを刺した。

 興奮した現地のアナウンサーが「レーザービーム」と絶叫した送球は、もはや伝説となっている。

「ビリー・ハミルトンやテレンス・ゴアを除いて、イチローに対し、犠牲フライでタッチアップを試みたり、次の塁を狙うような馬鹿なランナーはいない。イチローはメジャーで最も強い肩を持つ選手の一人なのだろうか」

 記事では、ハミルトンやゴアのような規格外の俊足を誇る選手以外に、イチローの肩に挑戦する選手はいないと指摘。42歳の現在もその肩は対戦相手の脅威となっている。

 主砲のスタントンが今季絶望となり、定位置の右翼を守る機会が急増している背番号51。近いうちに「レーザービーム」でチームを救う場面も出てきそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8/20(土) 7:10

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