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「ナイスカン!」声遠くなり… 来月、10月 ボウリング場の閉鎖相次ぐ

上毛新聞 8月20日(土)6時0分配信

 高崎市倉賀野町の「サンコー第一ボウル」が9月に、伊勢崎市柳原町の「伊勢崎IMON(イモン)ボウル」が10月に相次いで閉鎖されることが分かった。施設の老朽化が理由という。全国でボウリングが大流行した昭和40年代は群馬県内に70カ所以上のボウリング場があったが、2カ所の閉鎖により、前橋、高崎、桐生、太田、沼田、藤岡の6市の8カ所となる。

◎来月高崎、10月伊勢崎 ピークの74カ所から8カ所に

 JR伊勢崎駅に近いイモンボウルは1972年オープンの老舗。県内最大級の38レーンあり、愛好家に人気のボウリング場だ。家族でよく訪れるという会社員の橋本健さん(35)=伊勢崎市=は「雰囲気が良くてアットホーム。本当にさみしい」と肩を落とす。前支配人の若松豪さん(69)は「地域の人に愛されたボウリング場。来ていただいたお客さんには感謝の言葉しかありません」と話した。

 サンコー第一ボウルは来月10日に閉鎖される。今年1月には桐生市広沢町の「上毛ゴールドレーン」が約20年の歴史に幕を下ろした。

 県ボウリング場協会によると、県内では72年に最多の74カ所のボウリング場があった。オイルショックの影響で75年に28カ所まで減り、90年代は20カ所前後で推移した。

 ボウリング場は減っているが、早朝や日中に健康志向のお年寄りや主婦でにぎわうなど人気は根強いという。ボウリング場も競技会や指導教室を定期的に開くなど、集客に知恵を絞っている。

 馬込俊哉会長(56)は「ボウリングは幅広い世代が一緒に楽しめる魅力的なスポーツ。今あるボウリング場を地域の人たちで温かく見守ってもらい、足を運んでほしい」と話している。

最終更新:8月20日(土)6時0分

上毛新聞