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リオで通訳奮闘、充実感いっぱい 初業務は競泳「銅」星奈津美選手

福井新聞ONLINE 8月20日(土)8時3分配信

 世界の人たちと触れあい、充実感でいっぱいの日々―。リオデジャネイロ五輪で、通訳ボランティアをしている福井県越前市生まれの三都須マユミさん(19)=東京外大2年=が、リオ市西部オリンピックパーク内の競泳・水球会場で奮闘中だ。

 日系ブラジル人3世。祖父母が住むブラジルで開かれる五輪にかかわってみたい、と思っていたとき、大学で五輪の通訳ボランティアを募集しているのを知り応募した。日本語、英語、ポルトガル語が堪能で、大学ではスペイン語を勉強している。

 オリンピック放送機構(OBS)が日本人選手をインタビューする際の通訳を担当。8月10日(日本時間11日)に出番がやってきた。女子200メートルバタフライで前回ロンドン大会に続いて星奈津美選手(ミズノ)が銅メダルを獲得した。「今の心境は?」「リオに来て一番のチャレンジは何?」「家族、友人への思いは?」。プールサイドで、OBSの英語の質問を訳して星選手に伝えた。

 生でみる競技の迫力、興奮冷めやらぬ会場の雰囲気。初めての通訳業務は緊張した。「星選手が質問を聞き返す場面があったので、もう少し大きな声で言えばよかった」「英語に訳すとき、星選手が前回も銅メダルをとったことを知らなかったので、詰まったりした」。反省点は少しあるものの、選手とOBSをつなぐ橋渡し役としてやりがいを感じている。

 休日はフェンシング、レスリング、卓球などを観戦。世界トップレベルの選手が競う五輪の魅力に触れている。中学、高校と吹奏楽部だった三都須さんは「こんなにスポーツに囲まれて過ごすのは初めて」。4年後の東京五輪も「何かしら、関わりたい」との思いを抱いている。

 競技会場の近くに同じ大学の日本人17人と生活。パラリンピックでも引き続き通訳を担当し、9月20日に帰国する予定という。

福井新聞社

最終更新:8月20日(土)8時3分

福井新聞ONLINE