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男子団体8強は上位シードが盤石の勝ち上がり [全中テニス]

THE TENNIS DAILY 8月20日(土)9時37分配信

 第43回全国中学生テニス選手権大会(8月19、20日団体戦、21~24日個人戦/岩瀬スポーツ公園テニスコート)の大会初日、男子団体戦は1・2回戦が行われ、ベスト8の顔ぶれが出揃った。

女子はノーシード3校が8強入りの快進撃![第43回全中]

 大会の上位シードに配された4校が盤石の勝ち上がりを見せる。トップシードの小平市立小平第二(東京)は1回戦で上市町立上市(富山)に5勝0敗、2回戦ではサレジオ学院(神奈川)に3勝0敗と、1試合も落とさぬ貫録勝ちを収めた。「今回のチームは一番まとまりがある。いいスタートが切れた」と今鷹洸太主将も自信をのぞかせる。次の準々決勝は、筑陽学園(福岡)と和歌山市立西和(和歌山)に競り勝ってきた5~8シードの札幌市立向陵(北海道)だ。

 強力なシングルス陣が揃う第2シードの土浦市立土浦第二(茨城)も危なげなく8強入りを果たした。1回戦の清教学園(大阪)、2回戦の桑名市立光陵(三重)との試合では、ともにD1を落とすも、藤田裕暉を筆頭とするシングルスでいずれも勝ち越しに成功。「まだ100%の状態ではない。(準々決勝以降は)プレーだけでなく、気持ちで他校を圧倒したい」と藤田主将。次は成城学園(東京)と名古屋(愛知)をいずれも3勝2敗で倒したノーシードの伊万里市立国見(佐賀)と4強入りを争う。

 大会最多6度目の日本一を狙う甲南(兵庫)、今年の選抜大会で4強入りを果たした高松市立桜町(香川)は3~4シードに配され、ともにベスト8入りを決めている。

 甲南はダブルス2本で先勝する勝ちパターンで、初戦の鳴門教育大学附属(徳島)、2回戦では大会初出場の浪速(大阪)を退けた。高松市立桜町は、1回戦で東海(三重)にD2を先に奪われるも、そこからD1、S3、S2を奪って底力を発揮。2回戦の鯖江市中央(福井)ではオーダーをガラリと組み替えて3勝1敗で勝利を収めた。次戦は5~8シードの練馬区立石神井東(東京)と戦う。

 伊万里市立国見(佐賀)とともにノーシードでベスト8入りを決めたのが日本大学第三(東京)。四日市市立常盤(三重)との初戦は2勝2敗でS1対決に勝敗がかかるが、日本大学第三の臼井歩が廣瀬晃也を7-5で下して勝ち上がり、2回戦で5~8シードの八王子市立宮上(東京)との東京対決も制して8強最後の枠を手にした。

 日本大学第三と八王子市立宮上の2回戦は、東京都の地区ブロック決勝の再現で、その際は八王子市立宮上が3勝2敗で勝利している。「2度は負けられない」と日本大学第三の西海隆太郎主将が語るように、今回はリベンジに成功した。ダブルス2本を1勝ずつ分け合い、日本大学第三がS2を先に制して迎えたS3の主将対決で、西海が日野知紀を6-3で退けて勝利を決めた。準々決勝の相手は甲南。両校は今年の選抜大会に続き、準々決勝での対戦となる。

 今大会は、地元・富山からは上市町立上市と片山学園がともに大会初出場となった。開催県枠で出場の片山学園は八王子市立宮上に0勝5敗、小平市立小平第二に挑戦した北信越2位で出場の上市町立上市も0勝5敗と完敗した。上市町立上市はS3の蓬沢岳斗が降矢海理を5-2と追い込む場面もあったが、そこから5連続でゲームを落として1勝をもぎ取ることはできなかった。

 開会式で選手宣誓を務めた上市町立上市の碓井和志主将は、自身の出場こそなかったものの、「チームメイトが試合の後に“すごく楽しかった”と言っていた。北信越代表として堂々とプレーできた」と語った。男女合わせて59名の部員は全員が中学からテニスを始めた。そのうち今大会に出場したメンバー10名は全員が3年生だ。互いに励まし合いながら勝ち上がり、地元開催の全国大会の舞台でテニスの楽しさを感じ、それを後輩たちに伝えることができた大会だった。

 20日に行われる準々決勝は、小平市立小平第二vs札幌市立向陵、高松市立桜町vs練馬区立石神井東、日本大学第三vs甲南、伊万里市立国見vs土浦市立土浦第二の4試合が9時よりスタート。その後、準決勝、決勝が行われる。

(Tennis Magazine/テニスマガジン)

最終更新:8月20日(土)9時37分

THE TENNIS DAILY