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もうゲリラ豪雨も怖くない。スパコン「京」がより高度な気象予測手法を実現

ギズモード・ジャパン 8月20日(土)22時10分配信

洗濯物干して出てきた日には絶望しかない。

いやあ、毎日暑い日が続いていますね。個人的に夏は大好きなのですが、厄介なのが突然の雨。特に最近は「ゲリラ豪雨」とよばれる局所的な大雨が、すっかり風物詩のような存在となりました。

そんな中、理化学研究所(理研)と富士通が共同開発を行なっているスーパーコンピュータ「京」は、最新鋭気象レーダーを生かした「ゲリラ豪雨予測手法」を開発したそうです。

従来の予測手法は、1km、1時間ごとにデータを観測していたのですが、ゲリラ豪雨はわずか数分で一気に発生・発達するため、その精度では予想が難しかったのだそう。加えて、コンピュータによる解像度の問題で、1kmより短い距離を把握することができなかったという理由もあります。要は、解像度が粗すぎてゲリラ豪雨を孕む積乱雲かどうかなんて認識できなかったんですよね。

そこで理研は、スーパーコンピュータ「京」と、大阪大学ら国際共同研究グループが開発した最新鋭の気象レーダーを用いて、範囲は100m、間隔は30秒ごとに新しい観測データを取り込む天気予報シミュレーションを実現。これにより、実際のゲリラ豪雨の動きを詳細に再現することに成功したそうです。

情報が詳細になるほどデータ量も膨大になりますが、そのビッグデータを、スーパーコンピュータである「京」が処理することで実現した今回のプロジェクト。

ゲリラ豪雨だけではなく、通常の天気予報にも影響を与えるかもしれませんね。

image by sung ming whang via Flickr
source: 理化学研究所

最終更新:8月20日(土)22時10分

ギズモード・ジャパン