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未来のため過去直視 広島・長崎訪問の子どもらが報告会

カナロコ by 神奈川新聞 8月20日(土)8時12分配信

 平和学習事業の一環で広島市と長崎市を訪問した子どもたちによる報告会が19日、神奈川県藤沢市内で開かれた。子どもたちは被爆地に足を踏み入れて抱いた思いを率直に語り、未来のために過去と向き合う姿勢の重要性を訴えた。

 藤沢市は毎年、8月6日の広島と同9日の長崎に子どもたちを派遣。今夏は小学4~6年生とその保護者12人が広島を、小学5年生~高校生の40人が長崎をそれぞれ訪れ、現地の資料館を見学したり平和記念式典へ参列したりした。

 報告会で子どもたちは学習の成果を発表。広島を訪れた子どもは「自分の知らないものを排除しようとする考えが戦争に結びつく」とした上で、「知らないのであれば、僕はまず知ることから始めたい」と決意を述べた。

 また、長崎を訪れた子どもは「式典で長崎市長がスピーチした『被爆者がつらい過去を話すのは、未来の人のため』という言葉が印象に残っている」と指摘。被爆者が年々少なくなっている現状を踏まえ、「今度は僕たちが伝える番。藤沢から平和の輪を広げたい」と話していた。

最終更新:8月20日(土)8時12分

カナロコ by 神奈川新聞