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大阪の学生参加し伝統の柱松

紀伊民報 8月20日(土)16時33分配信

 和歌山県すさみ町佐本中の旧佐本小学校で18日、地域の伝統行事「柱松祭り」があった。今年も摂南大学(大阪府寝屋川市)の学生が運営を手助け。同町や大阪の小学生計58人や地元住民も小学校に集い、にぎわう夜になった。

 祭りは無病息災を願う行事で、佐本地域で200年以上の歴史がある。過疎化などで一時は継承が危ぶまれていたが、ここ数年は摂南大が住民と協力して開いている。

 午後7時すぎから祭りは始まった。グラウンド中央に立てた丸太(高さ約8メートル)の先に付けた稲わらを目掛け、児童や学生らがたいまつを投げ入れた。着火すると、歓声が上がった。

 長く祭りに携わっている浦剛さん(73)=すさみ町佐本中=は「柱松はこの地域に欠かせない行事。学生の若い力で続いていくことはありがたい」と目を細めた。摂南大3年の今川水鈴さん(21)は「地域の皆さんは『元気をもらえる』と言ってくれるが、それは私たち学生も同じ。頼ってくれることはうれしいし、関係は絶対に途絶えさせたくない」と話した。

最終更新:8月20日(土)16時33分

紀伊民報