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米金融当局は出遅れ、直ちに利上げ実施を-JPモルガン・アセット

Bloomberg 8月20日(土)1時24分配信

米金融当局は今年既に利上げを実施しておくべきだったと、JPモルガン・アセット・マネジメントが指摘した。利上げの先送りにより、資産価格を膨らませるリスクがあるとしている。

JPモルガン・アセットのグローバル市場ストラテジスト、マイケル・ベル氏は19日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、米金融当局には利上げしない理由はなくなりつつあるとし、12月に利上げし、来年に2回引き上げる可能性があると述べた。グリーンスパン元米連邦準備制度理事会(FRB)議長はブルームバーグラジオとのインタビューで、金利が近く、恐らく急速に上昇し始めるだろうと予想している。グリーンスパン氏のインタビューは今週末に放送される。

ベル氏はインタビューで、「金融当局は、金利をこれだけの期間にわたりこうした低い水準で据え置くことにより、投資家の利回り追求の動きを加速させ、長期的に見てあまり理にかなわないような利回りで購入させるリスクを生んでいる」と指摘。「今動かなければインフレが加速し始める恐れがあり、いずれ当局が望むよりも速いペースでの利上げを余儀なくされることになる。そうなれば問題が生じる」と続けた。

さらに「前回の金融危機を考えた場合、主因の一つは金利を低過ぎる水準であまりにも長期間据え置いたことだ」と述べた。

原題:J.P. Morgan Asset Warns of Dangers of Waiting on Rates (Correct)(抜粋)

William Finbarr Flynn, Francine Lacqua

最終更新:8月20日(土)1時24分

Bloomberg