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欧州株(19日):下落、銀行株に売り-週間では6月以来の大幅安

Bloomberg 8月20日(土)2時21分配信

19日の欧州株式相場は下落。最近の相場回復が行き過ぎとの懸念が強まった。指標のストックス欧州600指数は週間ベースで英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票が実施される直前以来の大きな下げ幅となった。

ストックス600指数は幅広く売られ、下げを再開した。イタリアでは銀行の健全性をめぐる懸念や、レンツィ首相の進退を懸けた国民投票が視野に入り、同国株の指標であるFTSE・MIB指数は西欧市場の主要株価指数の中で最もきつい値下がりを演じた。業種別指数では鉱業株の下げが目立った。ドル反発で商品相場が下げに転じたことが背景にある。

ベアリング・インベストメント・サービシズのポートフォリオマネジャー、ジェームズ・バックリー氏は「過去6週間ほどでかなり値上がりし、市場にはやや意外感があったと思う」とし、「これは現水準から上値を目指すにはいっそうの前向きなデータが必要であることを意味するだろう。この水準にとどまっても驚かないが、恐らく下向きに動く」と語った。

ストックス600指数は前日比0.8%安の340.14で終了。ほぼ全ての業種別指数が下落。ここ数日に200日移動平均を超えることができなかった同指数は週間で1.7%下げた。この日の出来高は30日平均を18%下回った。

FTSE・MIB指数は2.2%安。域内で3番目に下げ幅が大きかったスペインのIBEX35指数は1.2%下げた。

原題:Banks Send Europe Stocks to Worst Week Since Brexit Vote Run-Up(抜粋)

Justin Villamil, Alan Soughley

最終更新:8月20日(土)2時21分

Bloomberg