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「全部狙った」最終日爆発の野村敏京、メダルには1打届かず

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 8月21日(日)5時11分配信

あと1打、足りなかった。リオデジャネイロ五輪の女子ゴルフで、4日間通算9アンダーで回った野村敏京は、1打差でメダルに届かず4位。最終ラウンドで6アンダー「65」(パー71)と爆発し、メダル圏内でホールアウトしたが、朴仁妃(韓国)、リディア・コー(ニュージーランド)、フォン・シャンシャン(中国)を上回ることはできなかった。

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スタート時点で3位と6打差。厳しく思えたメダル争いに、日本の野村が食い込んだ。14番までに3バーディを奪って通算6アンダーとすると、15番で1.2mを沈めて7アンダーへ。続く16番は3Wでグリーン手前のフェアウェイに運ぶと、アプローチを2m弱につけて連続バーディ。次の17番ティからボードを見ると、コーが落として3位タイに上がっていた。

「今日しかチャンスはないので、パットもショットも全部狙った」と攻め続けた。続く17番は6mのバーディパットがカップに入りかけて、思わずパターを振り上げたがひと筋切れた。だが、最終18番(パー5)ではグリーン左手前からのアプローチを1mにつけてきっちりとバーディフィニッシュ。通算9アンダーとして、この時点で単独3位となっていた。

メダル争いの行方は、後続組にゆだねられた。まず、迫ってきたのは16番、17番と連続バーディを奪ったステーシー・ルイス(米国)。最終18番でも4.5mのバーディチャンスを作ったが、決めきれずに野村と並んで通算9アンダーでホールアウト。まだ3位タイだ。

「1打、足りないんじゃないかなと思って、ずっとダイニングルームでテレビを見ていた」という野村。その嫌な予感は的中し、16番でバーディを奪ったコーが通算10アンダーとして、単独3位に抜け出した。最終的にコーとシャンシャンの順位は入れ替わったが、野村は1打分だけ、メダルには届かなかった。

「パットが入らなかった。でも、私は頑張りました」と、それでも野村は胸を張った。「普通の試合だったら、4位だったら賞金も貰えるし、トップ5に入ったらうれしい。でも、オリンピックは1位か2位か3位だから、その分プレッシャーがあった」とタフな戦いを振り返った。「でも、楽しかった。悔しさよりは満足感が大きいです。ぜひ、次のオリンピックも出てみたい」と、早くも“次”を見据えていた。(ブラジル・リオデジャネイロ/今岡涼太)

最終更新:8月21日(日)5時11分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)