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五輪ゴルフは成功だったのか?競技方式は再検討へ

ゴルフ情報ALBA.Net 8月21日(日)10時6分配信

<リオデジャネイロ五輪ゴルフ女子 最終日◇20日◇オリンピックゴルフコース(6,245ヤード・パー71)>

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 国際ゴルフ連盟(IGF)会長のピーター・ドーソンは112年ぶり(女子競技は116年ぶり)に復帰した五輪でのゴルフ競技について高い満足感を示した。

 「我々は今回のオリンピックでこれまでで最も素晴らしいイベントの一つを経験した。その中には新しく建設されたコース、プレーされたその精神、日増しに増えていった観客、何よりもその雰囲気がユニークだった」。女子競技は男子ほどの観客を集めることはなかったものの、最終日は8,000人を超えるギャラリーが来場した。

 ドーソン会長はゴルフの五輪競技入りに対する反対論者が多いことも認識したうえで、いかなる懸念も感じていないという。「我々は多くの国の人々が、このオリンピックがゴルフにとって重要だと言っていることに自信がある。だからこのイベントに全身全霊をかけた」。大会の盛り上がりをその目で見て五輪でのゴルフは成功したという認識を強めたようだ。

 一方で競技方式など運用方法については現地でも多くの意見もあった。ドーソン氏は「今大会で抽出された精神と娯楽に改善の余地はないと思う」と語りながらも「改善することはないかという点については、我々が出来ることで情報を収集している」と引き続き最善の競技方法は模索していく姿勢を示している。

 多くの意見としては団体戦の採用や、ミックスダブルスなど男女混合競技などがあるとされており、日本代表ヘッドコーチの丸山茂樹も「団体戦もいいし、テニスとか卓球みたいに最後まで全員残っていない方がいいよね。そうでなければゴルフのワールドカップ方式でダブルスをやるとか。いずれにしてもチーム戦のほうが圧倒的に盛り上がると思う」と持論を語った。

 ひとまずは、112年ぶりのメダルを争う戦いは幕を閉じた。男子のジャスティン・ローズ(英国)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)の戦いは見ごたえがあったし、女子の新旧女王の争いも十分に競技としての魅力を体現するものだった。競技方法のぜひはさておき、第一歩目としては成功と言ってもいいだろう。今後の東京五輪での競技方式については2017年にペルーのリマで行われるIOC会議で全競技再検討される。


(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:8月21日(日)11時20分

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