ここから本文です

上半期トップ映画は『スター・ウォーズ』!洋画のシェア奪還なるか - 上半期洋画ランキング

シネマトゥデイ 8月21日(日)12時10分配信

 2016年上半期(2015年冬~2016年6月公開)の洋画作品興行収入ベストテンが明らかになり、世界中で大ヒットを記録した人気シリーズの新3部作第1弾『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が116億3,000万円でトップを獲得した。米ディズニーがルーカスフィルムを買収したことで、制作が決定した同作。ディズニー作品が1位、2位と上位を占め、相変わらずの強さを見せつけた。

【動画】新旧キャストが集結!

 公開までファンの期待も最高潮に高まる中、昨年12月18日に世界同時公開された『フォースの覚醒』だが、日本では初週から2週連続で『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』の後塵(こうじん)を拝するというまさかの結果に。しかし、年が明けた3週目から強さを見せつけ、3週連続でナンバーワンを記録。2014年の『アナと雪の女王』以来、久々の興収100億円突破作品となった。

 『スター・ウォーズ エピソードI/ファントム・メナス』の配給収入78億円=推定興収130億円以降、『スター・ウォーズ エピソードII/クローンの攻撃』(93億5,000万円)、『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』(91億7,000万円)とゆるやかに興収を下げていただけに、久々の100億円突破でシリーズの存在感を見せつけることに。今後は、スピンオフ作品を含め、毎年新作が公開されることもあり、さらなる飛躍も期待できそうだ。

 今年のランキングの傾向は、「スター・ウォーズ、マーベル、ピクサーと幅広いコンテンツを有する王者ディズニー」(1位、2位、5位、8位)、「アメコミ原作で円熟味を増すマーベル作品と、DCコミックス作品の逆襲」(5位、6位、7位)、「『スター・ウォーズ』というヒットシリーズを失いながらも手堅くヒットを重ねて健闘する20世紀フォックス」(3位、6位、9位、10位)というキーワードでくくることができそうだ。

 昨年度の上半期10作品の合計興収は約301億9,000万円。対して今年の上半期10作品の合計興収は約359億円。『スター・ウォーズ』という大ヒット作品があったことで、全体で50億円以上底上げされている。現在は7月から公開中の『ファインディング・ドリー』が公開4週目時点で累計動員350万人、累計興収40億円を超える大ヒットを記録しており、年間ランキングの上位に食い込むことは確実だ。

 本年度の邦画上位10作品の合計興収は約358億7,000万円と、上位作品の成績に関しては洋邦の成績はほぼ均衡。2007年を最後に、邦画が業界シェアの半数以上を占める状態が続いてきたが、下半期の成績次第では、洋画が久々にシェアを奪還する可能性もなくはない。今後の推移に注目したい。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

1/2ページ

最終更新:8月21日(日)12時10分

シネマトゥデイ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。