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会津木綿の「猿袴」 おしゃれ着に変身 西会津

福島民報 8月21日(日)10時6分配信

 福島県西会津町で古里の歴史・文化を生かし、地元の魅力創出につなげる「若者まちづくりプロジェクト」が始動する。地域おこしに関心のある若い世代が中心となり、農作業着を基にした新たなファッションを生み出し、縄文文化にちなんだ商品を開発する。古民家を改修した移住者の受け入れなども進め、交流人口の拡大を目指す。

 プロジェクトは町商工観光課が企画し、約15人が活動する。「猿袴(さるばかま)」と呼ばれる会津木綿製の農作業着に着目。カラフルな生地を縫い合わせるなどしておしゃれ着に変身させ、西会津から流行を発信する。 
 町内の芝草・小屋田、上小島などの各遺跡から出土した縄文土器をテーマにした商品開発を検討する。さらに、町内の空き家約700軒の一部を改修して交流スペースを設けるほか、移住者向けの住宅として整備する。 
 プロジェクトのメンバーで地域おこし協力隊員の荒海正人さん(24)は「若者は減っているが、新しいアイデアで町を盛り上げたい」と意気込む。 
 町のプロジェクトは平成22年度に始まり、ドラム缶を使ったピザ窯製作、町外からの誘客を目的とした女子旅ツアーなどのイベントを実施してきた。今年度からは、長期的な視点で地域活性化策を進めようとテーマを選んだ。 
 プロジェクトは22日から、「農作業着」「縄文」「古民家」の3グループに分かれ、5回にわたりワークショップを開く。町商工観光課は参加者を随時募集している。対象は10代から40代ごろまでの若者で、参加費は無料。町内の道の駅にしあいづ交流物産館よりっせで活動する。 
 問い合わせは同課 電話0241(45)2213へ。 

福島民報社

最終更新:8月21日(日)10時37分

福島民報