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【リトル世界選手権】調布リトルがまさかの2連敗で敗退 ナイン号泣

東スポWeb 8月21日(日)20時16分配信

【米国ペンシルベニア州ウィリアムズポート20日(日本時間21日)発】第70回リトルリーグのワールドシリーズは3日目を迎え、日本代表・調布リトルリーグはカリビアン代表キュラソーに1―2で惜しくも敗れた。前日のカナダ戦で4―10で敗れ、敗者復活戦に回っていた調布はこれで2戦2敗となり、予選敗退となった。

 調布は0―0で迎えた4回、代打平尾颯(12)が中堅右へ先制のソロ本塁打を放ち、均衡を破った。しかしその裏、キュラソーの3番アントニア捕手に、左翼へ高々と上がる飛距離十分のソロ本塁打を浴び1―1の同点に。すると5回には一死満塁から押し出しの四球で、1―2と勝ち越された。

 山下孝次監督によると「2イニングしか投げたことがなかった」という先発・井川爽涼(12)が少ない球数で好投し、5回も続投させたことが裏目に出てしまった。スタンドは6000人以上の観衆で埋め尽くされ、日本では味わったことのない独特の雰囲気もあった。井川はストレートの四球で勝ち越しを許し、67球でマウンドを降りた。

 最後のイニングとなった6回、調布は先頭の守屋雄二郎(12)が中前打で出塁。しかし3番遠藤涼太(13)は空振り三振、4番鈴木達哉(13)は鋭い当たりを放つも左直となり二死。前の打席で本塁打を放っている平尾が投ゴロに倒れ、試合終了。まさかの敗退にナインは泣き崩れた。

 山下監督は試合後、「こんなに真剣に泣けるというのはありがたいこと」と気丈に話したが、自身も目頭を熱くしてしまい、言葉が詰まる場面もあった。

 一方、キュラソーのギートルイダ監督はうれしさの余り、試合後の会見で少しばかり涙を拭った。チームは違うが、宿敵日本には何度もこの舞台で泣かされてきたから。同監督はこの試合のキーとなったプレーについて「(4回の)同点ホームラン。昨日の試合で三振ばかりだったドノバン(アントニア)が素晴らしい打撃をしてくれた」と、主砲の一発を称えた。

 キュラソーは21日に行われるオーストラリア対パナマ戦の敗者と22日に戦う。

最終更新:8月21日(日)20時16分

東スポWeb