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福島で開催中「山下清展」 清のおい山下浩さんに聞く

福島民報 8月21日(日)17時48分配信

 画家・山下清(1922~71年)のおいで、作品管理事務局代表の山下浩さん(55)は20日、福島民報社を訪れた。福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で開催中の「没後45年 放浪の天才画家 山下清展」について「清の素朴さを感じてほしい」と語った。 

 -貼絵などが並ぶ。 

 「最初に作った貼絵から晩年の作品まで年代を追って展示している。制作した時代や見た風景について、清の肉声を文章で紹介しており、どんな気持ちで描いたかも分かる」 

 -清は福島を訪れた。 

 「最初は千葉県だけを放浪したが次第に関東一円に足を広げ、福島まで来て南へ折り返すようになった。やがて全国を歩いたが、福島は一時、北限になる。私が小学生の頃には清と一緒に何度か会津若松に行った。お城で木刀を買い家でチャンバラ遊びをした」 

 -清の人物像は。 

 「ドラマで描かれたランニング・短パン姿のイメージが強いが、おしゃれで、外出の時はジャケットを着てベレー帽をかぶっていた。描かれる姿について『半分はうそで半分は本当。世の中半分ぐらい本当だったらいいだろう』と言っていた。作品を見て本当の人物像を感じてほしい」 

 浩さんは21日午後2時から同センターで「家族が語る山下清」と題して講演する。定員は250人で先着順。無料だが展覧会のチケットが必要。 
 展覧会は貼絵、水彩画、鉛筆画、ペン画など約130点と愛用品を展示している。9月18日まで。開館時間は午前10時から午後5時(最終入館は午後4時半)。大人1000円、中高生500円、小学生以下は無料。問い合わせは福島民報社事業局 024(531)4171へ。 

福島民報社

最終更新:8月21日(日)17時59分

福島民報