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ゴールドより輝いたブラック! NZ、シドニーで圧勝発進

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン) 8月21日(日)1時0分配信

 2015年ラグビーワールドカップ決勝のリベンジをホームのシドニーで狙ったワラビーズだが、マコウやカーターなど多くのビッグネームが抜けてもオールブラックスは強かった。
 南半球の強豪4か国が競うザ・ラグビーチャンピオンシップが8月20日に開幕し、ワールドカップ王者のニュージーランド代表が42-8でオーストラリア代表を圧倒した。黒衣軍はゴールドジャージーの男たちを翻弄し、6トライ。34点差でのオーストラリア戦勝利は、アウェイゲームとしては過去最大点差という強さだった。

W杯決勝以来のライバル対決 NZ10番はバレット、豪州には欧州組が復帰

 ニュージーランドはこれでテストマッチ12連勝。2年ぶりの大会優勝へ向けて好発進するとともに、オーストラリアとの対決にはブレディスローカップもかかっているため、14年連続の伝統カップ保持に王手をかけた。
 一方、大会連覇とブレディスローカップ奪還を目指すオーストラリアだが、昨年のワールドカップ決勝から勝っておらず、テストマッチ5連敗となった。

 試合は序盤にオーストラリアがPGで先制したが、その後はニュージーランドが主役のショー。
 前半5分、左への展開からCTBライアン・クロッティがタッチライン沿いを振り切り、逆転した。オーストラリアは反則が多く、アウェイチームはSOボーデン・バレットのブーツでリードを広げる。

 オーストラリアはセットピースが安定せず、ラインアウトの連続失敗は自分たちのチャンスをつぶしただけでなく相手に得点を許す悪い流れとなる。25分、ニュージーランドはLOブロディー・レタリックがラインアウトボールをスチール、テンポの速い攻撃で瞬く間に敵陣深くへ入り、確実につないで最後はSOバレットがすり抜けトライを挙げた。

 31分には黒衣の6番をつけたジェローム・カイノが相手SOバーナード・フォーリーのキックをチャージして自らボールを確保し、ゴールに持ち込んだ。

 勢いが止まらないオールブラックスは38分、ブレイクダウンでターンオーバーされたが、すぐにプレッシャーをかけたSHアーロン・スミスが相手チームにボールを渡さず、またもニュージーランドの攻撃に。SOバレットが防御網を切り裂き、サポートしたWTBワイサケ・ナホロも鋭く抜けて32-3とし、前半だけでほぼ勝負を決めた。

 ミスを多発し、負傷者続出も不運だったオーストラリアは流れを変えられず、後半もニュージーランドが主導権を握る。55分(後半15分)、相手の落球からたたみかけてHOデイン・コールズがフィニッシュ。まったく手を緩めないオールブラックスは、リスタートからボールをキープして攻め上がり、WTBジュリアン・サヴェアがチーム6トライ目を挙げた。

 オーストラリアは、相手主将のNO8キアラン・リードがイエローカードで退出した直後の74分にWTBニック・フィップスが1トライを返したが、それが精いっぱいだった。

 ラグビーチャンピオンシップは南アフリカ、アルゼンチンを含めた4か国が参加し、ホーム&アウェイ方式で南半球の王座を争う。ニュージーランドとオーストラリアは次週、舞台をウェリントンに移して再戦する。

最終更新:8月21日(日)1時0分

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

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