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男子団体は小平市立小平第二(東京)が初優勝と春夏連続Vを達成 [全中テニス]

THE TENNIS DAILY 8月21日(日)9時24分配信

「第43回全国中学生テニス選手権大会」(8月19、20日団体戦、21~24日個人戦/岩瀬スポーツ岩瀬スポーツ公園テニスコート:砂入人工芝コート28面)の大会2日目は、男子団体戦の準々決勝、準決勝、決勝が行われた。

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 第1シードの小平市立小平第二(東京)と第3~4シードの甲南(兵庫)の対決となった決勝は、3勝2敗で小平市立小平第二が勝利を決めて、大会初優勝。同校は春の選抜大会に次ぎ、春夏連覇も達成した。

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 小平市立小平第二はトップシードの強さを証明する勝ち上がりを見せた。準々決勝では、全中に9年連続出場の札幌市立向陵(北海道)にD1、D2、S3の3本で早々とストレート勝ち。続く準決勝では、同じ東京代表の練馬区立石神井東と対戦し、単複1勝ずつを分け合って迎えたS2対決で、エース高畑理久(小平第二)が柴崎充志を6-2で下して決勝へ駒を進めた。

 4年ぶり2度目の4強入りを果たした練馬区立石神井東は、東京大会の決勝で敗れた小平市立小平第二に対して、オーダーの組み替えで勝機を探る。シングルスに強い真庭稔をダブルスに回す策を打ってチームに1勝をもたらしたが、2勝3敗とあと一歩及ばなかった。だが、「準決勝に勝ち上がったことが素晴らしい」と斉藤雅之監督。ベスト4入りした選手たちを大いに称えた。

 もう一方のドローの山を駆け上がってきたのは、2年ぶり6度目の日本一を狙う甲南(兵庫)だ。準々決勝はノーシードの日本大学第三(東京)に先にD2を奪われる展開となったものの、D1とシングルス2本(S2、S3)の3勝1敗で勝利。第2シードの土浦市立土浦第二(茨城)との準決勝は、ダブルス2本と、S3で起用したエース森田篤郎の勝利で、3勝0敗と早期決着で決勝の舞台にたどり着いた。


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 小平市立小平第二と甲南の決勝は、今年の選抜決勝と同じ顔合わせとなった。決勝前から、ターニングポイントは甲南のエース、森田篤郎の勝敗が鍵を握ると両校が予想。そこでダブルスに絶対的な自信をもつ甲南は「シングルス3本のどの試合に森田を使うか迷う部分もあった」と、福井隆之監督が心境を明かす。対する小平市立小平第二の斉藤洋一教諭は、相手エースに「1番手の高畑里玖か、キャプテンの今鷹洸太をぶつけるオーダーを組んだ」。結果的に森田はS2で起用され、今鷹が対戦することになった。

 ダブルス2試合、シングルスS3とS2が同時にスタートした決勝は、小平市立小平第二のS3がまず先制する。高畑が西村瑛人を8-0で下して、これで小平市立小平第二が波に乗るかと思われたが、甲南も負けじとD1の篠原ユーコン嶺/杉内孝行が中基/小澤夏輝を8-3で破って1勝1敗のタイに戻した。

 次に試合が決まったのはS2だ。両校がターニングポイントと考えたこの試合は、「3年生最後の試合だったので、とにかく打って攻めまくった」という今鷹(小平市立小平第二)が、森田を8-4で下す快勝劇。是が非でも欲しかったシングルスを落とした森田は、「緊張はなかったが、相手の勢いに押された」と肩を落とした。この試合で小平市立小平第二が完全に勢いに乗った。

 D1は甲南が8-3で奪って2勝2敗に再び戻すも、「S2を取ったことで気持ちも上がり、緊張感もとれて伸び伸びプレーできた」という小平市立小平第二のS1守谷岳が藤原朋矢を8-1と一蹴し、3勝2敗で優勝を決めた。

 小平市立小平第二は、全中4回目の出場にして初の日本一だ。

「今は解放感と、今まで味わった悔しさが一気に晴れた感じで、最高の気分」と殊勲の勝利を挙げた今鷹は、全中初優勝の心境を語った。昨年は選抜大会で優勝し、全中の関東大会も1位通過。しかし、予選で勝った青丘学院つくば(茨城)に本番の全中準決勝で競り負ける屈辱を味わった。「地区予選で勝っても全国で勝てないジンクスもあった。今回も同じ状況だったのでやっと全中のタイトルが獲れた」と素直に喜びを語った。

 最多5度の優勝を誇る甲南だったが、春の選抜決勝に続いて小平市立小平第二の壁を乗り越えられなかった。それでも、キャプテンの杉内は「みんなが力を出しきった。準決勝の土浦市立土浦第二の試合がひとつの山になると思っていて、そこをストレートで勝ちきる強さも見せられた。悔しい結果ではあるが、満足できる内容でもある」と胸を張った。

 明日21日の大会3日目から個人戦がスタート。男女シングルスの1回戦、男女ダブルスの1、2回戦が予定されている。9時30分から個人戦開会式が行われ、その後、試合が開始される。

(テニスマガジン/編集部◎中野恵太)

最終更新:8月22日(月)10時1分

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