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女子団体は城南学園(大阪)が圧巻の2連覇 [全中テニス]

THE TENNIS DAILY 8月21日(日)9時36分配信

「第43回全国中学生テニス選手権大会」(8月19、20日団体戦、21~24日個人戦/岩瀬スポーツ公園テニスコート:砂入人工芝コート28面)の女子団体準々決勝、準決勝、決勝が行われ、第1シードの城南学園(大阪)が圧倒的な強さを見せつけて2年連続4度目の優勝を果たした。

男子団体は小平市立小平第二(東京)が春夏連続Vを達成 [第43回全中2日目]

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 準々決勝の戦いから振り返る。

 まず、城南学園はノーシードから勝ち上がった横浜市立富岡(神奈川)にすべて6-1のスコアで3連勝し、ベスト4一番乗りを決めた。次に勝利を決めたのが、第2シードの小平市立小平第二(東京)。椙山女学園(愛知)との対戦は、S2で内島萌夏が久世有希菜を6-0で下すと、D2で西村瑠生/金子さら紗が三木萠愛/加藤里帆に6-2で2勝目。その後、S2とS1も開始されたが、先に始まっていたD1の近藤佳怜と内島舞子のペアが6-4で3勝目を挙げて、準決勝に進んだ。

 倉敷市立児島(岡山)と札幌市立稲陵(北海道)のノーシード対決を制したのは札幌市立稲陵。D2杉内萠夏/高島菜月とD1木村由寿/谷渕友梨がともに6-1の勝利で2連勝。しかし、S3の中島玲亜(倉敷市立児島)が田巻日菜乃との対戦で3-4ダウンから3連続ゲームを奪い、逆転勝利で1勝を返す。残り2つのシングルスのうち、先にS1志賀瑚華(札幌市立稲陵)が石川こころを6-2で倒して3勝目を挙げて、札幌市立稲陵の勝ち抜けが決まった。

 残りの1試合は5月の全国選抜決勝の再戦となる聖徳大学附属取手聖徳女子(茨城)と成蹊(東京)の対戦だった。今年4度対戦して2勝2敗の五分、関東大会では聖徳大学附属取手女子が勝っていた。

 まず、D2の石澤千花/染矢莉奈(成蹊)が山本彩香/森唯奈を6-3で下して1勝。次にS3で、浅川夏絵手(聖徳大学附属取手聖徳女子)が1-4から7-5の大逆転で五十嵐日和を倒し、1勝1敗になる。その後、D1は谷口桃仁香/松廣菜々子(成蹊)が田中日南乃/小西真朱を7-5で下し、成蹊が2勝1敗と王手をかけた。
 
 ここで最後に開始したS1で露久保愛美(聖徳大学附属取手聖徳女子)が中島遼佳を6-3で倒し、2勝2敗に持ち込む。残るS2は、藁科怜乃(成蹊)が5-3とリードしてマッチポイントを2つ握るが、江頭美紅(聖徳大学附属取手聖徳女子)がしのぎ、そこから4連続ゲームを奪い、劇的な逆転勝利で、聖徳大学附属取手聖徳女子が準決勝に進んだ。

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 準決勝は、城南学園が聖徳大学附属取手聖徳女子からD2(6-2)、D1(6-4)、S3(7-5)を奪ってストレート勝利を挙げ、もうひとつの準決勝も、小平第二が札幌市立稲陵からD2、D1、S3をすべて6-1で決めて、決勝に進出した。

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 城南学園と小平第二のトップシード同士の対決となった決勝は、初めからから一進一退の攻防となった。

 S2で山口瑞希(城南学園)が今大会負けなしだった内島萌夏を8-5で倒して先勝。だが、ここでS3の毛呂彩音(小平第二)が児山心美を8-3で下して追いつく。

 次にD1で近藤佳怜/内島舞子(小平第二)が有木真絢/今井彩稀に6-1とリードを奪い、そのまま逃げきると思われたが、有木/今井の驚異的な追い上げに遭い、大接戦となる。最後は近藤/内島が8-6で逃げきって小平第二が2勝1敗と逆転した。だが、D2の山口花音/武本萌衣(城南学園)が粘る西村瑠生/金子さら紗を8-5で退けて2勝2敗とし、勝負は最後に始まったS1の結果に委ねられた。

 高岡鈴蘭(城南学園)と河野瑞生(小平第二)の2年生同士の対戦は、序盤こそ互角に近い展開だったが、高岡が2-1リードから一気にギアを上げて河野を寄せ付けず、6ゲーム連取で城南学園の優勝を決めた。

「優勝が目標だった。第1シードのプレッシャーは忘れて、チャレンジャーとして挑もうとみんなで話していた」と城南学園の主将、有木真絢。一番苦しかった試合は決勝戦だと言い、「シングルスをひとつ落とし、ダブルスで自分も負けた。でも、マッチポイントが何本もあった中で落ち着いて戦い、6ゲームまで追い上げられた。あとでチームメイトに(その試合に)“勇気づけられた”と言われたのがうれしかった」と振り返った。「テニス、となると団結するチーム」と言ったように、まさにチームワークの勝利だった。

(テニスマガジン/編集部◎池田 晋)

最終更新:8月21日(日)16時8分

THE TENNIS DAILY

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。