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“白河の関越え”に挑んだ青森の右腕 【あの夏のヒーロー】

ベースボールキング 8/21(日) 8:00配信

今年も東北勢の悲願はならず...

 今年も、“白河の関越え”は果たせなかった……。

 18日の準々決勝、福島の聖光学院は南北海道の北海に敗れ、今年もベスト4進出はならず。この時点で東北地方の代表校は全滅となり、今年も深紅の優勝旗が白河の関を越えることはなかった。

 東北勢にとって悲願となっている甲子園での優勝。これに最も近づいたチームといえば、青森の八戸学院光星だろう。

悲願に最も近づいた2012年

 今から4年前の2012年――。この年に何があったかと言えば、大阪桐蔭の春夏連覇である。

 藤浪晋太郎や森友哉といったスター選手を擁し、実に史上7校目となる快挙達成。話題はそこに集中し、他の話題に関して取り上げられることは少なかった。

 当然であるが、勝者がいれば敗者もいる。この時の“最強桐蔭”に立ち向かっていたチームを覚えている方はいるだろうか。それこそが八戸学院光星である。

 ここで2012年・春と夏の決勝戦のランニングスコアをご覧いただこう。


【2012年春・決勝戦】
光星|002 010 000|3
桐蔭|203 000 11X|7

【2012年夏・決勝戦】
光星|000 000 000|0
桐蔭|000 120 00X|3


 そう、2012年の甲子園は、春夏ともに決勝戦が同じカードとなったのだ。2季つづけて決勝まで進みながらも、2度に渡って大阪桐蔭を前に涙を呑んだのが八戸学院光星だった。


 この時の光星のエースが金沢湧紀。春はリリーフとして5回2/3を投げて2失点(自責1)、夏は先発として7回を3失点(自責1)。大阪桐蔭の強力打線を相手に力投を見せたが、藤浪との投げ合いにはいずれも敗れている。

 夏に関しては、決して万全とは言えなかった右腕。センバツ後に足の疲労骨折が判明するなど、ケガや不調に苦しめられたものの、しっかりと復活。準々決勝で松井裕樹擁する桐光学園を相手に3安打完封を収めるなど、快投を披露した。

 また、今では地元選手の少なさを揶揄されることも少なくないチームの中、金沢は地元・青森の出身ということもあって、エースの活躍は東北地方の大きな希望となった。

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最終更新:8/21(日) 8:00

ベースボールキング

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