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【中国】格力電器、EVメーカーを130億元で買収

NNA 8月22日(月)8時30分配信

 深セン上場で、中国エアコン大手の珠海格力電器(広東省珠海市、グリー)は19日、電気自動車(EV)やリチウムイオン電池などの生産を手掛ける珠海銀隆新能源(広東省珠海市、珠海銀隆)を買収すると発表した。130億元(約1,960億円)を投じ、珠海銀隆の株式100%を取得する。格力電器はエアコン専業からの脱却を目指しており、珠海銀隆の買収でエコカー事業に参入し、経営の多角化に弾みをつける考え。
 珠海銀隆の買収に伴い、第三者割当増資を通じて最大100億元を調達する。珠海銀隆の事業拡大に向けた資金とし、河北省でのリチウム電池の増産や、特種用途自動車を対象としたEVへの改造工場の建設などに充てる。
 格力電器が珠海銀隆の買収に踏み切った背景には、売り上げの9割を占めるエアコン業界の成長鈍化がある。格力電器によると、2015年に中国で販売された家庭用エアコンは前年比8.6%減の1億660万台で、同年の全館空調システム(セントラルエアコン)の市場規模は9.6%減の660億元だった。足元の市場シェアは拡大を続けているものの、将来的には経営圧力が高まるとみて買収に至った。
 格力電器の董明珠総裁兼董事長は7月、経営を多角化してエアコン専業から脱却する方針を表明。エアコン以外の家電が売り上げに占める割合は軽微にとどまっていることから、成長率の高いEVやリチウムイオン電池を起爆剤に事業の転換を図る。

最終更新:8月22日(月)8時30分

NNA

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