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欠航460便以上に 台風9号、22日午後は東北・北海道便影響も

Aviation Wire 8月22日(月)13時56分配信

 強い台風9号は8月22日午後0時30分ごろ、千葉県館山市付近に上陸した。台風の影響で、22日の空の便は羽田発着便を中心に、航空各社合計で約460便の欠航が出ている。大幅な遅延やダイバート(目的地変更)も発生しており、各社では、ウェブサイトなどで最新の運航情報を確認するよう、呼びかけている。

 天候悪化や機材繰りの影響で、欠航便が増えている。また台風の北上に伴い、東北や北海道方面の便を中心に、欠航が増える可能性がある。

 気象庁によると午後0時55分現在、台風9号は館山市付近を時速20キロ(11ノット)で北へ進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径70キロ以内は、風速25メートル以上の暴風域となっている。23日午前0時には、岩手県一関市付近に到達すると予測している。

 台風が他の地域を経由せず関東地方へ上陸したのは、2005年8月26日に千葉市へ上陸した台風11号以来、11年ぶりだという。

 東日本や北日本では、雷を伴った非常に激しい雨が降り、23日午後0時までの24時間に予想される雨量は、多いところで関東甲信地方250ミリ、北海道と東北地方200ミリ、東海と北陸地方150ミリとしている。

◆ANA

 全日本空輸(ANA/NH)では、22日の国内線は羽田を午前8時30分発の福岡行きNH243便をはじめ、羽田を発着する計112便が欠航。約2万6500人に影響が及んでいる。今後は台風の北上に伴い、東北や北海道方面の便への影響が拡大する可能性がある。

 23日は、紋別、女満別、釧路、根室中標津空港を発着する便への影響が懸念されている。

◆JAL

 日本航空(JAL/JL、9201)では、22日の国内線は羽田を午前7時30分発の伊丹行きJL103便など、羽田の発着便を中心に計185便が欠航。約2万6910人に影響が生じる見通し。

 JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)では、羽田と中部の発着便で終日欠航や遅延、目的地変更などの条件付き運航となる可能性がある。

◆スカイマーク

 スカイマーク(SKY/BC)では、22日は羽田を午前8時20分発の札幌行きBC705便など、羽田を発着する計40便が欠航となった。

◆スターフライヤー

 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)では、22日は大半の羽田発着便が欠航。計47便が欠航となった。1日3往復の中部-福岡線は通常通りの運航を予定している。

 1日11往復の羽田-北九州線は、午後10時に羽田を出発する北九州行き7G93便など夜の2往復を除いて欠航する。

 1日8往復の羽田-福岡線は、羽田を午後9時に出発する福岡行き7G54便のみ運航、1日3往復の羽田-山口宇部線は午後8時発の山口宇部行き7G16便のみ運航、1日5往復の羽田-関西線は全便が欠航する。

◆エア・ドゥ

 エア・ドゥ(ADO/HD)の22日の便は、羽田午前11時50分発札幌行きHD21便や、札幌午前10時20分発のHD16便など12便が欠航している。

◆ソラシドエア

 ソラシドエア(旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J)では、22日の羽田-宮崎線、熊本線、長崎線、鹿児島線、大分線で合わせて32便が欠航。5067人に影響が出る見通し。

◆フジドリームエアラインズ

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は、台風の影響で午後5時以降の県営名古屋(小牧)-花巻線1往復2便が欠航。また、青森空港の視界不良により、小牧午前7時6分発青森行きJH361便が花巻空港へダイバートしたため、青森発小牧行きJH362便は欠航した。

◆IBEX

 アイベックスエアラインズ(IBX/FW)は、仙台-中部線、小松線、伊丹-福島線などで欠航が発生している。

◆LCC

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)では、22日は成田と関西を発着する国内線12便の欠航が決定。ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は、成田と中部発着の国内線20便が欠航し、3302人への影響が見込まれる。

 バニラエア(VNL/JW)は、22日昼以降に成田を発着する国内線と国際線で、台風の影響による遅延が発生。このうち、那覇を午前11時50分に出発予定だった成田行きJW802便は、出発時刻が午後2時25分に変更された。

 春秋航空日本(SJO/IJ)は、1日1往復の成田-佐賀線が全便欠航となった。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:8月22日(月)13時58分

Aviation Wire