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ゴーストバスターズ女性に変更のなぜ 監督が明かす大抜擢の裏側

シネマトゥデイ 8月22日(月)10時0分配信

 1984年に公開され、ゴーストをテクノロジーで退治するという斬新なアイディアでコメディーの新境地を開いた映画『ゴーストバスターズ』を現代に甦らせたポール・フェイグ監督が、女性キャスト起用の理由を語った。

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 1989年に続編の『ゴーストバスターズ2』が公開されているが、今回は続編ではなく、現代の物語となるリブート作。フェイグ監督は「最初の脚本は続編として書いていた。面白くはあったしオリジナルは大好きだけど、旧チームが新チームに彼らのテクノロジーを授けるとか、女性にしようと考えていた新チームを旧チームの娘たちにするとかにしても、いまひとつ上手に物語が流れない。そこでいっそ、新しい作品にすることにしたんだよ」と明かす。

 ゴーストバスターズには、クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズという4人の女性を抜擢。そこにはジェンダーの問題をアピールする意図は全くないという。「オリジナルは当時、最も“笑える”といわれる俳優たちを使って面白いものになった。それで、僕も最も笑える俳優を選んだら女性になったんだ。男女にかかわりなく、面白い人は面白い。単純なことだよ」。

 バスターズが女性になる一方、受付係として働くおバカキャラのケヴィンは男性のクリス・ヘムズワースが演じている。「ケヴィンという役は、脚本では仕事に身が入っていない受付係という感じで描かれていた。そこでクリスが、彼をおバカキャラとして発展させていったんだ。そうやって役柄が現場で変わっていくのは良いことだよね」とフェイグ監督。クリスもノリにノっていたようだ。

 また旧メンバーもカメオ出演。フェイグ監督は「彼らが出てくれて、どれだけうれしかったことか。テスト試写では、観客が予期しないオリジナルメンバーの登場に『あっ!』と声をあげて拍手していた。観客への贈り物にもなったね」と満足気。一方で、オリジナルへの敬意を表しつつ本作について、「新しい世代への新しい『ゴーストバスターズ』だよ」と自信をのぞかせた。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

最終更新:8月22日(月)10時0分

シネマトゥデイ