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先週の中国株式市場 - 上海株 大幅続伸 深センと香港の両市場の株式相互取引への期待などを好感 -

ZUU online 8/22(月) 18:30配信

■先週の中国株式市場

 上海株 大幅続伸 深センと香港の両市場の株式相互取引への期待などを好感

◆先週の概況

先週の中国株式市場は続伸しました。上海総合指数が週間で1.9%続伸した一方、ハンセン指数も0.7%続伸しました。

先週の上海総合指数は深センと香港の株式相互取引への期待から買いが先行し節目の3,100ポイントを回復しました。その後利益確定売りに押され18日までに軟調な推移が続きましたが、19日に小幅に反発すると結局上海総合指数は週間で節目の3,100ポイントを維持して2%近い上昇で取引を終了しています。

■香港ハンセン指数採用銘柄 週間騰落率ランキング

◆上昇

中間決算は減益でしたが純利益が市場予想を上回ったことから中国通信大手のチャイナユニコムホン (中国聯通・00762)が1週間を通じて大きく買われ、ハンセン指数構成銘柄で上昇率トップとなりました。

また、中間決算の内容が好感されインターネットサービスのテンセント (騰訊控股・00700) が上場来高値を更新し、初めて200香港ドルを上回りました。

さらに、6月の不動産販売額が前年同月比54.1%増だったと発表したリソーシズランド (華潤置地・01109)や、好決算を受けた保険のピンアンインシュアランス (平安保険・02318)も堅調に推移しました。原油高が追い風となったシノック(中国海洋石油・00883)も2%近く上昇しました。

◆下落

中間決算で売上高が市場予想に届かなかったキャセイパシフィック (キャセイ航空・00293)が週間で12%超下落しました。2016年6月中間決算が前年同期比36.6%減益だった不動産のスワイヤパシエー (太古A・00019)が週間で8%近く売られました。

また、深センと香港の株式相互取引が正式に承認されたことで材料出尽くしとなりホンコンエクスチェンジ (香港証券取引所・00388)が3%超下落しました。さらに、ハンセン指数構成銘柄から除外される食品メーカーのティンイー (康師傅・00322)は週間で5%近い下落となっています。

■先週発表された主な経済指標

特に重要な経済指標の発表はありませんでした。

■今後発表される主な経済指標

◆8月27日 工業企業利益(前年比) 7月   前回(6月) +5.1%

中国の6月の生産者物価指数が増加率を小幅に拡大したことから、工業企業利益は改善が期待できそうです。但し、生産設備の過剰など構造問題の解消に加え、6月下旬からの中国南方の広い地域で洪水の影響もあって、工業企業利益の改善はやや限定的とみられます。

林宇川(TonyLin)
マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部

最終更新:8/22(月) 18:30

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