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ミラン、開幕戦でスタジアムに閑古鳥 約6万の空席

ISM 8月22日(月)17時11分配信

 現地時間20日(以下現地時間)に2016-17シーズンの開幕を迎えたイタリア・セリエA。体制を新たにスタートを切ったミランだが、ファンの期待値は低いようだ。

 先ごろ中国グループへの売却が決定し、11月末までには手続きが完了するとみられているミラン。かつては欧州トップレベルの実力を誇ったものの、近年は低迷続き。2013-14シーズンのセリエAを8位で終えると、その後10位、7位と優勝争いとは縁のないシーズンが続き、今季も欧州カップ戦への出場権を逃している。

 低迷脱出を誓う今季は、フィオレンティーナ(イタリア)を復活させたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督を新たに招聘。しかし移籍市場ではここまで大きな成果を上げられず、新シーズン初戦を迎えている。

 伊『calciomercato.com』によると、そうした状況で迎えた開幕戦で、スタジアムに足を運んだのは約2万人。その内1万人がシーズンチケット保有者とのこと。収容人数8万人を超えるキャパシティを誇る「サン・シーロ」だが、シーズン初戦で約4分の3が空席と閑古鳥が鳴いた。

 『calciomercato.com』は、ファンは(現時点で)補強に失敗しているクラブに対し、もはや怒りは示しておらず、熱意を失っている様子とレポート。クルヴァ・スッド(ゴール裏)には「新しいミランからガッリアーニは出ていけ」と、アドリアーノ・ガッリアーニ共同CEOの退陣を要求するバナーが掲げられていた。

 なお、試合は3対2で白星。カルロス・バッカのハットトリックにより3対1の状況で後半ロスタイムへ突入したが、1点を返されると、その後ガブリエル・パレッタのファウルでPKを与える。17歳の守護神ジャンルイージ・ドンナルンマのセーブで辛くも同点ゴールを免れるという、薄氷を踏む思いでの勝利となった。

 モンテッラ監督は、ファンのパッションを取り戻すためにも、「今シーズンは違う」というところを早く見せたいところだ。

最終更新:8月22日(月)20時35分

ISM

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