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遺族ら、非戦を誓う 対馬丸慰霊祭

琉球新報 8月22日(月)15時29分配信

 疎開学童や一般疎開者を乗せた「対馬丸」が米潜水艦の魚雷攻撃を受け沈没して72年となった22日、対馬丸慰霊祭(対馬丸記念会主催)が那覇市若狭の小桜の塔で執り行われた。生存者や遺族らが参列し、1482人の犠牲者に祈りをささげ、非戦を誓った。


 対馬丸記念会の高良政勝理事長が「平和な時間が末永く続くための努力を決してあきらめず、次世代へ伝えていく」と追悼の言葉を述べた。那覇市内の小学生を中心にした「つしま丸児童合唱団」の子どもたちが「小桜の塔のうた」などを歌った。

 隣接する対馬丸記念館では同日から、特別展「奄美大島と対馬丸」も始まった。10月2日まで。

 対馬丸は1944年8月21日、那覇港から長崎に向け出港。翌22日午後10時12分、米潜水艦の魚雷攻撃を受け、同23分に沈没した。疎開学童784人を含む1482人(氏名判明分)が犠牲になった。
【琉球新報電子版】

琉球新報社

最終更新:8月22日(月)15時29分

琉球新報