ここから本文です

別GPU扱い!? 3GB版GeForce GTX 1060カードが登場!

ITmedia PC USER 8月22日(月)12時53分配信

 グラフィックスカードで話題になっていたのは、GDDR5 3GB版のGeForce GTX 1060を搭載したモデルだ。GIGABYTEからOCモデル「GV-N1060G1 GAMING-3GD」、Palitから標準仕様の「NE51060015F9-1061D」が登場。税込み価格は2万8000円前後と3万1000円前後。

【3GB版GTX 1060の位置づけは?】

 3GB版のGTX 1060は、先行して出回っている6GB版よりもメモリ容量が少ないだけでなく、CUDAコア数も1280個から1152個へと減少している。そのほかのスペックは同じで、メモリバンド幅は192GB/秒、消費電力は120ワットのままだ。

 入荷したドスパラ パーツ館は「CUDAコアの数も異なるので、一つ下のGPU扱いになるんじゃないかとも言われていましたね。値ごろ感から人気が出そうですが、6GB版との違いをしっかり説明しないといけないでしょう」と話していた。

 他のショップからも「今後6GB版との価格の棲み分けも進むでしょうし、分かりにくいから別名をつけてほしかったですよね。ヒトケタ目が空いているんだし」などのコメントを聞いた。

 定番化する見込みは半々との声が多勢だ。「ここからの値下がり次第。2万円台半ばまでいくなら3GB版の存在感はしっかり保てると思いますが、6GB版の安いモデルと価格がクロスしちゃったら霞みまくるでしょう」(同ショップ)。

●ASUSTeKの外排気GTX 1080や、ELSAクーラー搭載のGTX 1070カードが店頭に並ぶ

 他のGeForce 10シリーズも新モデルも注目株が多い。先週目立っていたのはASUSTeK製品だ。独自の外排気クーラーを採用した「TURBO」シリーズのGTX 1080/1070/1060モデルと、白いデュアルファンクーラーを搭載する「DUAL」シリーズのGTX 1070/1060モデルが一斉に店頭に並んだ。税込み価格はTURBOシリーズが8万8000円前後と5万6000円前後、3万6000円前後。DUALシリーズが6万円前後と4万円弱となる。

 とりわけショップの関心を集めていたのはTURBOシリーズ。長寿命設計のシロッコファンを採用しており、2スロットを占有する厚みに収まっている。カード長は3モデルとも共通で266.7mmだ。

 パソコンSHOPアークは「外排気は好みが分かれますが、グラフィックスカードの熱を内部にこもらせたくない人、特に小型ケースでハイスペックなカードを使いたいという人に支持される傾向がありますね。物理干渉を計算しやすい形状であることもメリットだと思います」と評価していた。

 また、ELSAからも同社独自のS.A.C.ファン搭載のGTX 1070カード「GeForce GTX 1070 8GB S.A.C」が売り出されている。税込み価格は6万6000円前後だ。

 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「意外と出ていなかったんですよね。よく冷えるクーラーで2年保証つき、そして、ELSAということで、確実に売れるんじゃないかと思います」と期待する。

●MなしGeForce GTX 1070/1060搭載のゲーミングノートが話題に

 パソコンSHOPアークでは、MSI製ゲーミングノートコーナーに並んだ複数の新作モデルが注目を集めていた。いずれもノート型ながらMのないGeForce GTX 1070/1060を内蔵しているのが最大の特徴だ。

 17.3型の「GT72VR 6RE Dominator Pro Tobii」は、GeForce GTX 1070を搭載し、256GBのNVMe SSDにWindows 10 Homeをインストールしている。ヒンジ部にTobii製の視線トラッキングセンサーを搭載しているのもポイントだ。税込み価格は28万9800円。

 そのほかにもGTX 1060搭載の14型ノート「GS43VR 6RE Phantom Pro」(同22万9800円)などのラインアップを用意するほか、9月初旬発売予定でGTX 1080 SLIを搭載したモンスターマシン「GT83VR 6RF Titan SLI」(同55万9800円)などもそろえている。

 同店は「単にGeForce GTX 10シリーズを搭載しただけでなく、冷却効率を上げるために独自設計しているので、性能とともにキーボードや側面の温度も感じてもらえたらと思います。かなり実用的な作りになっていると思います」とプッシュしていた。

●Thermalrightの大型CPUクーラー「Macho Direct」が登場!

 CPUクーラーで目立っていたのは、Thermalrightの大型CPUクーラー「Macho Direct」だ。CPUと直接触れる6mm径のヒートパイプを5本走らせる構造で、サイドには14cmファンを固定する。ファンなしのサイズは140(幅)×117(奥行き)×158(高さ)mm。税込み価格は6500円前後だ。

 入荷したTSUKUMO eX.は「大型ヒートシンクとCPU直付けのヒートパイプでかなり冷えると思います。ただ、大型ゆえに物理干渉が起きやすいので、形状をしっかりチェックして買われるのがいいと思います」と話していた。

 その大きさゆえに、こだわり派のみに売れるモデルとの評価も複数耳にした。某ショップは「サイドフロー型でダントツ人気なのは2013年10月に登場した『虎徹』です。税込み3500円前後で買えますし、12cmファンでも十分に冷えますからね。ThermalrightのMachoシリーズにいく人は、さらに上を目指す目的だったり、昔ながらのこだわりを持っていたりという場合が多いです。今回もそういう売れ方をすると思います」と冷静にみていた。

最終更新:8月22日(月)12時53分

ITmedia PC USER