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ネイマールも泣いた! ブラジル、劇的なPK戦で金メダルを手に

MEGABRASIL 8/22(月) 4:43配信

最高潮の緊張を見事に克服して金メダルを獲得

8月20日(土)、リオデジャネイロ・オリンピック男子サッカーでついにブラジル代表がオリンピックで金メダルを取った。

この結果をどれだけ待ち望んだことだろうか。地元開催、相手は因縁の相手ドイツという最高の舞台で最高の結果を最高の形で得ることができた。これ以上ないぐらい劇的だった。

ブラジルが決勝進出を決め、その相手がドイツに決まった時には、これ以上ない舞台が整ったと思った。しかし、まさか、これほどまでに劇的に優勝を決めるとは思っていなかった。

それにしても、凄い試合だった。

立ち上がりは、ややドイツペース。しかしすぐに五分の状態になり、15分過ぎからはブラジルのペースになった。

そんな中、前半27分にブラジルが絶好の位置でフリーキックのチャンスを得る。ネイマールの出番だ。

ネイマールの蹴ったボールは、ここしかないというところを針の穴を通すように、ゴールネットを突き刺したのだ。

これには震えた。

さすがは大舞台に強い男、ネイマールだ。この最高の舞台で、大事な先制点を決めたのだ。

その後、ドイツにいくつかの決定的なシーンがあったが全体的にはブラジルペースで、前半を1-0で折り返す。ネイマールはシャペウも魅せ、会場を沸かせた。

後半もブラジルペースは続いた。

しかしドイツにいくつか危ないシーンを作られ、後半14分、きれいに崩されてゴールを決められてしまった。

しかし、そんなことで下を向いているわけにもいかない。流れはドイツに傾きかけたが、ブラジルも多彩な攻撃を繰り出し惜しいシーンが続いた。

そして勝負は90分間で決まらず、延長戦に入った。

ブラジルは集中力を切らさず、必死に攻めるがゴールだけが奪えない。時間だけが刻々と過ぎていく。

途中出場のフェリペ・アンデルソンが前線でよく絡んで、チャンスをつくったが、ドイツのディフェンスは固く、決めることができなかった。

何とか決めてほしかったが決めきれず、PK戦に突入した。

PK戦はドイツが先攻、ブラジルは後攻。

この最高に緊張する場面で両チーム4人目まで全員が決めた。ブラジルは、へナト・アウグスト、マルキーニョス、ラフィーニャ、ルアンと出てきて、決めてくれた。本当にこの極限の緊張状態で、よく決めてくれたと思う。

そして、5人目のドイツのキックをGKウェヴェルトンが見事に止めてくれたのだ。

次のキッカーはネイマールだ。

ネイマールとはいえ、いやネイマールだからこそ、緊張は極限に達していたことだろう。

ネイマールの蹴ったボールは、きれいにゴールマウスの中に入っていった。

ネイマールは、この最高潮の緊張を見事に克服し、優勝を決めてくれたのだ。

ネイマールは泣いていた。筆者もまた体が震え涙が出てきた。

ブラジル代表に対するプレッシャー、特にキャプテンであるネイマールに対するものは想像を絶するものだったのだろう。

マラカナンは最高潮に沸き上がった。ブラジルの選手たち、ブラジルチームの関係者、そしてブラジル国民はこの瞬間を待ち望んでいたのだ。

この瞬間のことは、今思い出しても体が震えてくる。これ以上の感動はないだろう。

おめでとう、ブラジルの選手たち!おめでとう、ネイマール! 心から祝福を送りたいと思う。ブラジルサッカーを、そして今回のオリンピックでブラジル代表の試合を一部始終見てきた者として、最後の最後に最高の感動を味わうことができた。

ブラジルの選手たちは想像を絶するプレッシャーに打ち勝ち、最高の結果を得ることができたのだ。

ブラジルの選手たち、チーム関係者、そしてネイマールには心から感謝したいと思う。ありがとう、ブラジルの選手たち!ありがとう、ネイマール!

(文/コウトク)

最終更新:8/22(月) 4:43

MEGABRASIL