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モンドセレクション金賞10年連続受賞の市川商事(株)が破産開始決定

東京商工リサーチ 8/22(月) 12:28配信

 市川商事(株)(TSR企業コード:310951097、法人番号:3030001070714、東松山市神明町2-1-9、設立昭和51年5月、資本金1000万円、市川弘道社長)は8月9日、さいたま地裁熊谷支部より破産開始決定を受けた。破産管財人には内田徹弁護士(内田徹法律事務所、深谷市西島町3-1-7、電話048-572-6333)が選任された。
 負債総額は約1億3000万円。
 設立当初は「元禄茶屋」として日本料理店を経営し、顧客が自ら囲炉裏で炭をおこし焼いて食べるスタイルが好評で、うどん、焼き鳥、うなぎなどを提供していた。昭和60年頃からうどんや味噌ダレの自社製造を開始し、平成4年には「元禄うどん」や、「みそダレ」が彩の国優良ブランド品として認定を受けたほか、11年には「みそダレ」の製造方法で特許を取得。さらに、16年に初めてモンドセレクションで金賞を受賞して以降、26年まで10年連続して同賞を受賞するなどの実績を残していた。
 19年9月期は売上高約1億8000万円を計上していたが、20年に日本料理店を廃業してから売上規模は一気に縮小、21年9月期は6480万円にまで落ち込んだ。その後、テレビやインターネットによる通信販売を開始し売上は回復基調を示したが、材料費の高騰などによる収益性の悪化から厳しい事業環境下に陥り、事業の継続が困難となり今回の措置となった。

東京商工リサーチ

最終更新:8/22(月) 12:44

東京商工リサーチ