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食料不足解決への答え、変な形のトウモロコシで見つかる

ギズモード・ジャパン 8月22日(月)12時12分配信

遺伝子変異をコントロールしたら、トウモロコシの実が一気に増えた。

地球上の人口は、2000年頃は「60億人」と言われていたのに、2010年代に入って70億人を突破してしまい、その勢いは止まる気配がありません。これだけ人が増えていくと、その分食べ物の生産量を増やさなければいけません。

そこでコールドスプリングハーバー研究所の生物学者たちが、農産物の収穫量を大幅増加させる手法を編み出しました。彼らが着目したのは、変な形のトウモロコシができる原因になっていた遺伝子変異です。

これまで、トウモロコシの成長に対してブレーキのように働き、穂(実+軸)が大きくなりすぎるのを防ぐような遺伝経路があるのではないかと考えられてきました。コールドスプリングハーバー研究所は、Nature Geneticsに掲載された新たな論文で、その経路を突き止めたと言っています。さらに彼らは、それを使って収穫量を増やす方法まで作り出したのです。

研究チームは、まずトウモロコシの穂の成長に対するブレーキがないfea3遺伝子の変異を持つ個体を特定しました。その結果、ブレーキがないんだからものすごく巨大なトウモロコシができたのかと思いきや、この変異があるトウモロコシは小さく、穂の形も普通と違うものになっていました。

「変異のある個体では幹細胞を多く作りすぎ、あまりに多くの種子を作ってしまい、苗全体が光や水分、養分といったリソースを供給できないのです」論文の主著者、David Jacksonさんがプレスリリースの中で言っています。fea3に変異のある穂では、最初はたくさんの実がつくものの、穂が成長しすぎて自分の重さで苗が倒れてしまいました。結局穂は小さいままになり、実の数も普通より少なくなってしまったのです。

それでも、fea3と実の量の関係がわかったことで、研究チームに新たなアイデアが浮かびました。変異を小さく抑えれば、全体の成長を阻害しない程度に実を増やすことができるのではないかと考えたのです。

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最終更新:8月22日(月)12時12分

ギズモード・ジャパン

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