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ブラジル山口県人会が石川佳純選手を応援=日帰り強行軍、サンパウロからリオへ

ニッケイ新聞 8月22日(月)23時27分配信

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」20日付け>

 【リオデジャネイロ】ブラジル山口県人会(要田武会長)は9日、郷土出身選手へ現地の声援を届けようと、リオ五輪応援ツアーを実施した。バスで片道6時間、しかも日帰りという強行軍にも関わらず、参加したのは総勢20人。加えて、ブラジル岩手県人会(千田曠暁会長)はサンパウロ市内の同県人会館で12日、母県から男子20キロ競歩に出場する高橋英輝選手(23、岩手)を応援するため、観戦会を開いた。

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「声援届いた」参加者に笑み

 山口県人会では、郷土から卓球女子日本代表になった石川佳純選手(23)の個人戦を応援しようと9日、リオを訪れた。青年部らが発案し、5月頃にから「観戦に行こう」との声が内々で上がっていたという。

 また1年前には山口県でリオ五輪に関するセミナーが行なわれ、アンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ駐日大使が講演をした際、県人会からも要田会長、伊藤紀美子事務局長が出席。そのような縁もあり、会全体で関心が高まっていたという。

 最高齢89歳を乗せた貸切りバスは9日深夜、サンパウロを出発し、午前10時には「石川選手がんばれ! ブラジル山口県人会」と書かれた横断幕を手に五輪会場へ。ただ肝心の石川選手は7日の初戦で姿を消してしまっていた。残念がる参加者も多かったが、気持ちを切り替え、もう一人のエース、福原愛選手(27)の応援に張り切った。

 横断幕の「石川選手」の上には急きょ「日本」の文字をかぶせた。熱烈な声援に応えるように、福原選手はシンガポールの選手を4―0と圧倒。参加者は無事、勝利を見届けることができた。

 参加した中尾契信さん(67、山口)は、「私たちの横断幕に気付いたのか、愛ちゃんはこっちを見て一礼してくれた。声援が届いた」と笑顔。「他県人会も応援に行けばよかったのに」とも話した。

 会場では河村建夫衆議とも再会した。同衆議は日本卓球協会副会長を務める関係で、観戦に訪れていた。同衆議とは、つい2日前にサンパウロの県人会館で交流したばかりの、いわば〃アミーゴ(友人)〃。「この間はありがとう」と気軽に声をかけられ、つかの間の会話を楽しんだ。

 またパラリンピック最終日にあたる来月18日には、視覚障害者マラソンに出場するメダル候補者、道下美里選手(39)の応援ツアーも企画している。

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最終更新:8月23日(火)3時26分

ニッケイ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。