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乗って食べて 旅のお供は「地場産の味」 イベント列車人気

日本農業新聞 8月22日(月)7時0分配信

 列車内で地元農産物のスイーツや料理が楽しめるJR東日本のイベント列車が、東北で人気だ。福島県産果実のスイーツセットを提供する列車は通常料金の4倍にもかかわらず、乗車率は7割を超える。東北産の食材を使った料理を提供するレストラン列車も満席が続く。地元の味が新たな集客要素となっている。

 福島県の郡山駅から会津若松駅を走るリゾート列車「フルーティアふくしま」では、車窓に広がる田園風景を眺めながら、桃のタルトとゼリーを味わえる。2015年4月から土・日曜日、祝日限定で運行。運賃は2人以上で申し込みの場合、1人4800円。普通列車より3660円高い。しかし、16年の7月の平均乗車率は7割を超える。これまで1万6000人以上が利用した。

 青森県の八戸駅から岩手県の久慈駅間を走るレストラン列車「TOHOKU EMOTION]では、東北産の農畜産物を使った料理が楽しめる。2人以上の申し込みで基本料金は1人往路7900円、復路4500円。13年10月にスタート以来、ほぼ満席が続き、3万人が利用した。

 JR東日本は「列車に乗ること自体を旅行の目的にしたい」(広報部)と、移動手段にとどまらないサービスを提供したい考えだ。

日本農業新聞

最終更新:8月22日(月)7時0分

日本農業新聞