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ケニアに“トヨタ式カイゼン”輸出、豊田通商が9月から実践方法を伝授

日刊工業新聞電子版 8/22(月) 14:30配信

トヨタケニアアカデミーが9月から講座

 豊田通商はケニアで一般の会社員や技術者向けに“トヨタ式”現場改善手法などの講座を9月に開設する。同社はアフリカビジネスに力を入れており、人材育成を通じて事業拡大を図るほか、日本企業の進出支援にもつなげる。ケニアは東アフリカ最大の経済規模で、成長が見込まれる。日本政府主導で27日から開催されるアフリカ開発会議(TICAD)に向け、経団連がアフリカ戦略の必要性を提言するなど、企業の関心は高まっている。

 現地子会社が運営する人材養成機関「トヨタケニアアカデミー(TKA)」が新たな講座を始める。生産現場などでの問題解決手法と日本語に関する2講座で構成する。

 問題解決講座は週1回の頻度で計6回開催し、受講者数は約20人の予定。トヨタ方式に基づいたPDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルの説明や実践方法を伝授する。現地企業の業務改善に対する意識を醸成し、生産管理レベルの高度化につなげる。

現地の経営人材や技術者育成、生産管理高度化へ

 2017年1月には2回目を開く予定。現地の経営人材や技術者の育成が加速することで、日本企業の進出にも弾みが付きそうだ。

 TKAは豊通がケニアでの人材育成協力を目的として、従来の自社向け育成施設を移設・拡充する形で14年にナイロビ市の工業団地内に設立。現地のグループ会社と協力会社向けに経営人材と技術者を養成している。15年度以降は国際協力機構(JICA)や現地NPO法人の協力を得て、一般市民向けに自動車や農業、起業に関する講座なども実施している。

 豊通はアフリカビジネスで、ケニアを重点国の一つに位置付けている。自動車販売や地熱発電、肥料製造など幅広く事業を展開し、同国政府と国家の長期発展計画の支援でも協力している。

最終更新:8/22(月) 14:30

日刊工業新聞電子版

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