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海中鳥居、幻想的に 600基の灯籠照らす 佐賀

佐賀新聞 8月22日(月)11時30分配信

太良町千乃まつり

 有明海の海中鳥居がある太良町栄町区で18日夜、「千乃灯篭まつり」があった。無数の灯籠が朱色の鳥居をほのかに照らし、町内外から訪れた人たちが幻想的な光景を楽しんだ。

 今年は3基の海中鳥居を赤く塗り直し、陸側にも新しく建てた。海中鳥居には竹灯籠を飾り、陸上には600基の灯籠を並べた。中には俳句が書かれたものや、約80個で漢字の「夢」となるように配置したものもあった。

 一帯が暗くなるにつれて潮が満ち始め、海中鳥居の柱が海水に漬かった。夜風が吹くと、各灯籠内でろうそくの火が揺らめき、心地よい光の強弱を繰り返していた。そうした光景を親子連れや写真愛好家がスマホやカメラで撮影していた。

 鳥居を地域おこしに生かそうと、栄町区と栄まちおこし会が始め、今年で5回目。同会の山口渡会長(72)は「まつりを続けることで地域の絆が育まれ、町外とのつながりも生まれる。今後も続けていきたい」と話した。

最終更新:8月22日(月)11時30分

佐賀新聞