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神鋼商事、中国の高精度アルミ厚板販売を20年までに5倍に

鉄鋼新聞 8月22日(月)6時0分配信

 神商精密器材(KPPS、総経理・福元崇史氏)は、中国における高精度アルミ厚板の販売量を20年までに5倍の月100トンまでの引き上げを目指す。中国市場において高精度な神戸製鋼製のアルミ材料の認知が進んだことで、日系ユーザーだけでなく現地ローカルからの引き合いが拡大。足元では華東地区のハイテク部品メーカーや地場問屋向けに販売しているが、今後は華北・華南など華東エリア以外の地域へ販売領域を広げ販売量の増加を目指す。

 KPPSは神鋼商事の中国・蘇州に立地する機械加工拠点。KPPSが扱う神戸製鋼の高精度アルミ厚板「アルジェイド」は、平坦度や板厚公差に優れるほか、内部の残留応力を大幅に除去した製品。加工後も歪まないなどの特徴で機械加工メーカーからの信頼が篤い。
 KPPSは14年からアルジェイドの在庫販売をスタートし、現在は切板まで領域を広げ15年の販売実績を260トンまで増加させた。足元ではアルジェイドの認知度向上により、問屋からの引き合いが拡大しており、「足元では月50トン程度の引き合いが寄せられている」(福元総経理)情況に達している。
 今後はこうした既存ユーザーからの引き合い拡大のほか、販売エリアの開拓も推進。華北や華南地区といった新規エリアへの進出を進め、今後5年間で販売量を15年度実績比で約5倍の月100トンまで拡大させる構え。

最終更新:8月22日(月)6時0分

鉄鋼新聞