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<台風9号>川に落ちそうな車…県内浸水260棟超す 川口など停電

埼玉新聞 8月22日(月)22時12分配信

 埼玉県内では22日、不老川(狭山市)や東川、柳瀬川(所沢市)など県西部を中心に河川の水があふれ、浸水被害が相次いだ。氾濫や土砂災害の危険性があるとして、入間、川越、東松山、富士見、志木、さいたま市の一部地域に避難勧告が発令された。東松山市の市野川など4カ所で、氾濫の恐れがある「氾濫危険水位」を超えた。

 県消防防災課によると、午後7時現在、水があふれた河川は不老川、東川、柳瀬川のほか葛川、飯盛川(坂戸市)、男堀川(本庄市)、江川(桶川市)。県西南部を中心に床上浸水は33棟以上、床下浸水は230棟以上に上った。氾濫危険水位に達したのは市野川のほか、鴻沼川(さいたま市大宮区)、黒目川(朝霞市)、唐沢川(深谷市)。強風の影響などで4歳から78歳の男女5人(川口3人、春日部1人、久喜1人)が軽傷を負った。

 停電は川口市で1088戸、川島町で580戸発生。東武伊勢崎線は、せんげん台―武里駅間で発生した倒木により一時運転を見合わせるなど、JR、各私鉄で影響が出た。

 熊谷地方気象台によると、飯能市では22日午後4時までの24時間雨量が218・5ミリを記録。所沢市では1時間雨量が76・5ミリに達し、観測史上最大となった。

最終更新:8月22日(月)22時12分

埼玉新聞