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アートと現実との関係性に焦点 川崎で企画展

カナロコ by 神奈川新聞 8月22日(月)6時33分配信

 作品の置かれる場所や発表される機会など、アートを取り囲む現実との関係性に焦点を当てた企画展が、川崎市中原区の市市民ミュージアムで開かれている。6人の若手作家による彫刻や映像、写真といった作品約50点が展示されている。9月25日まで。

 企画展では、芸術が作家自身の内面によって表現されたものから、周囲との関係性によって生み出されるものへと変化してきたことに着目。「&(アンパサンド)がカタチをひらくとき」と題し、アートと現実との「間」に意識を置く作家の作品を集めた。

 東日本大震災によって見慣れた風景が一変したことに衝撃を受け、「もろく崩れやすい」素材を使うようになった木戸龍介さんは、積み上げたブロック状のお香で川崎市内の街路を表現。人が造形を見て、「調和が取れている」と感じる感覚を数値でシミュレーションした大原崇嘉さんの作品や、撮影した人の体に植物の画像を合成させ、人と植物の共生をイメージした桑田恵里さんの作品などが並んでいる。

 会期中は、出品作家と交流しながら制作体験できるワークショップも開催されている。詳細はホームページに掲載。月曜休館。問い合わせは、同ミュージアム電話044(754)4500。

最終更新:8月22日(月)6時33分

カナロコ by 神奈川新聞