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音楽などを通じ平和考える 横浜でステージ

カナロコ by 神奈川新聞 8月22日(月)9時33分配信

 音楽や映像を通じて、平和を考えるステージが21日、横浜市泉区の泉公会堂で開かれた。被災地や海外の紛争地で人々の心のケアを行っている認定NPO法人「地球のステージ」の代表理事で心療内科医の桑山紀彦さん(53)=海老名市=が現地で撮影した映像や自身が作詞作曲したメッセージソングとともに、紛争地や被災地での活動の協力などを呼び掛けた。

 桑山さんは活動を続けるパレスチナ自治区ガザなどでの絶えない空爆に「やり返したらやり返す。大人の愚かしい行動」と批判。心のケアのため、絵を描かせたり演劇を催したりするうちに、将来の夢や希望を抱く子どもたちの映像を見せながら、「困難があるからこそ大事な目標が見え、目が輝いてくる」と話した。

 東日本大震災時に宮城県名取市でクリニックの院長だった桑山さんは、現在も同市内にNPO法人の事務所などを構え、被災者の心のケアに当たる。

 震災から5年が経過した今、あの日に向き合い語ることで前に進もうとする被災者を紹介。「よい聞き手が増えることで、よい語り部がたくさん生まれる。ぜひ現地にも来てほしい」と呼び掛けた。

 2人の子どもを連れて、ステージを聞いた参加者(45)=横浜市泉区=は「語り方も優しく、家族で命のことを考えるよいきっかけになりました」と話していた。

 同ステージは認定NPO法人WE21ジャパンいずみが主催し、230人が参加した。

最終更新:8月22日(月)9時33分

カナロコ by 神奈川新聞