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リラックス時間をより上質に! 疲れにくいソファの選び方

SUUMOジャーナル 8/22(月) 10:55配信

家のくつろぎスポットでもある“ソファ”。部屋の主役にもなる家具のひとつですが、デザインもさることながら身体にフィットする、疲れにくいものを選びたいところ。そこで、座り心地と耐久性にこだわった国産ソファブランド『匠ソファ』青山店店長の福田さんに、自分にぴったりの理想のソファを選ぶポイントを教えてもらいました。

■良いソファってなんだ?

そもそも、良いソファとはどのようなものなのでしょうか? 福田さんによると、「良いソファとは長く座っていても疲れにくく快適なソファ」とのこと。

「ソファはベース部分のバネなどの上にクッションを乗せるというかたちが一般的です。クッションには、高密度ウレタンと呼ばれるものを使用する場合が多いですが、その素材の密度がメーカーによって全然違うんですね。密度が高くなると耐久性は高くなりますが、硬さを感じてしまうので座り心地の良さを感じにくくなってしまいます。そのため、体圧を逃がすための工夫をベース部分に施したり、密度の異なる高密度ウレタンを積層したり、ウレタンの上にさらにフェザーや綿を乗せたりしてつくっていくかたちになりますね」(福田さん、以下同)

では、どのようなソファを選べば良いのでしょうか?

「座った瞬間の気持ちよさというのは、『柔らかい』という感覚から生まれますが、ふかふかで気持ちがいい半面、お尻が沈み込み過ぎて、腰が丸まった状態になっちゃうんですね。そうすると、腰の筋肉がつねに張った状態になってしまうので長時間座っていると、どうしても腰に違和感が出てくる。そのため、『柔らかいソファ』『硬いソファ』というだけでは語れない部分があります」

■自分に合ったソファを見極めるには?

座り心地は重視したいものですが、正直短時間では分からないような気も。そこで、福田さんは、20~30分ほど座ってみることを勧めてくれました。

「5分、10分くらい座ってみても、心地よさにあまり差を感じないかもしれません。そのため、やはりなるべく長く座って確かめることが必要にはなりますね。その際には、靴も脱いだほうがいいですし、冬場であればジャケットも脱いだほうがいいです。そうすることで身体の緊張が解けますので、なるべくラフな格好の状態で、あぐらをかいたり足を上げてみたりします。ちょっとだらしなく座ってみることも大事ですね。自分が一番くつろいだ状態で身体に違和感がないか、ある程度の時間がたつと分かってくるものです」

科学的な根拠よりも、この“感覚”というのが身体にとって大事とのこと。

「例えば、匠ソファショップでは『腰痛の方にオススメのソファ』も販売しています。こちらのソファは、多くの腰痛にお悩みのお客様から選ばれていますが、心地よいという感覚はそれぞれ異なるため、苦手だという方ももちろんいらっしゃいます。実際のところ、本当に体を休ませるのであれば、ベッドや布団で休んだほうが疲れは取れます。でも、ソファというのはルーズにダラーっと座ってくつろぐ場所。そのときに、身体が緊張せずにリラックスできるソファがあれば、より質の高い休息時間をもてることになります」

ソファで過ごす時間は、長くても1日せいぜい2時間から3時間程度。必需品の家具じゃない、いわゆる贅沢品。それであれば、意義のある贅沢をしてほしいと福田さん。映画やゲームを楽しんだり、読書をしたりと、趣味や休息の時間を支えてくれるソファだからこそ、身体が本当に喜ぶものをセレクトしたいものです。

●取材協力
・匠ソファ

末吉陽子(やじろべえ)

最終更新:8/22(月) 10:55

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