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白浜沖でソデイカ

紀伊民報 8月22日(月)16時35分配信

 暖海性の大形のイカ「ソデイカ」が和歌山県白浜町沖で釣り上げられた。釣り関係者は「初めて見た。紀南の沿岸で釣るのは非常に珍しいと思う」と驚いている。

 ソデイカはタルイカなどとも呼ばれ、日本海側では有名。紀南地方でも外洋に生息するが、沿岸ではほとんど見ることはない。最大で重さ20キロを超える。今回釣り上げられたのは重さ約2キロで子どもとみられている。

 釣ったのは、田辺市中芳養の釣具店勤務、山本貴俊さん(29)。19日夜、遊漁船に乗ってケンサキイカ(通称アカイカ)狙いで水深45メートル付近を探っていた。午後10時ごろ、アカイカと似た当たりがあり、リールを巻くと何か大きな袋が掛かっているみたいな重量感があったという。水面下10メートルまで引き寄せてきたところで一気に走って糸を引き出されたが、5分ほどのやりとりで浮いてきたのはソデイカだった。

 山本さんは「今まで見たことがなかった」と話し、勤務先の釣具店「ナニワ」の浪花博巳社長(65)も「50年近く釣具店を営んできたが、紀南で釣ったのを見るのも聞くのも初めて」とびっくりしていた。

最終更新:8月23日(火)12時18分

紀伊民報