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日本株は続伸、米利上げ観測で円安好感-内需関連中心に輸出も堅調

Bloomberg 8月22日(月)7時59分配信

22日の東京株式相場は続伸した。米金融当局の要人発言を受けて米利上げ観測が高まり、為替市場でドル高・円安が進んだことが好感された。陸運や建設、小売、サービスなど内需が総じて高くなったのをはじめ、ゴム製品や輸送用機器など輸出関連も買われた。

TOPIXの終値は前週末比8.01ポイント(0.6%)高の1303.68、日経平均株価は52円37銭(0.3%)高の1万6598円19銭。

三菱UFJ国際投信の小西一陽チーフファンドマネジャーは「市場では米国の年内利上げはないという向きが主流だったが、それを修正するような金融当局者の発言がでて、揺り戻しがでている。米景気は総じて堅調で、利上げは年内1回ある」とみる。ただ、1ドル=100円をはさんだ足元の水準としては「企業業績に与える影響が大きく、上値は重い」と話す。

米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は21日、米経済が既に金融当局の掲げる目標の達成に近づいており、成長が今後勢いを増すだろうと述べた。

副議長の発言はこちら

きょうのドル・円相場は朝方からドル高・円安方向で水準を切り上げ、1ドル=100円90銭台と3営業日ぶりのドル高・円安水準を付けた。19日の日本株市場の終値時点では100円26銭だった。

一方、日本銀行の黒田東彦総裁は日銀が9月20、21日の金融政策決定会合で行うとしている「総括的な検証」を踏まえ、その時点の経済・金融情勢を議論し、必要な場合には躊躇(ちゅうちょ)なく追加的な緩和措置を講じる可能性は十分あると述べた、と20日付の産経新聞朝刊がインタビュー記事で報じた。SMBC日興証券の丸山義正チーフマーケットエコノミストらは22日付リポートで、追加緩和へ踏み切る可能性があるとの指摘は、毎回の決定会合に当てはまる一般論に過ぎず、緩和予告ではないと指摘し、過度に重視してはいけないとの見方を示した。

ただ、東証1部売買代金は1兆6279億円と、先週15日の1兆5701億円以来の低水準となった。「まだ海外投資家は夏休み中。また、日米の金融政策に不透明感があり、手控えムードとなっている」と三菱U国際投信の小西氏はみていた。

Nao Sano

最終更新:8月22日(月)15時31分

Bloomberg

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