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祖母の手作り弁当をトイレに… 女子高生の葛藤描いたweb漫画、反響受け書籍化 女性作者と編集者に聞く

withnews 9月9日(金)7時0分配信

 「完璧なラストに衝撃を受けた」「吐き気をこらえながら読んだけど声を出して泣いた」と話題になった、無料WEBサイトで公開された漫画「良い祖母と孫の話」。祖母の手作り弁当を学校のトイレに捨てる高校生の葛藤と成長を描いたこの作品が、小学館クリエイティブから書籍化されます。出版に至るまでの経緯や、完成するまでの苦悩を、作者の加藤片さん(25)に聞きました。

漫画「良い祖母と孫の話」はこちら。弁当をトイレに流すシーンや、祖母に見つかる場面など

ストーリーは

 無料WEB漫画サイト「電脳マヴォ」に掲載された、全4話からなるこの作品。作者の加藤さんは、企業で働きながら漫画を描いています。

 ストーリーは、主人公の高校生「しょう子」と祖母の関係を中心に描かれています。同居することになった祖母が毎日お弁当を持たせてくれますが、しょう子はそれを学校のトイレの便器に流し、菓子パンを買って食べています。

 ある日、入れ忘れた箸を学校に届けにきた祖母に、菓子パンを食べているところを見つかります。祖母は、気づかなかったふりをして接しますが、次第に二人をとりまく環境や心情が変化していきます。

 感情をぶつけるのが下手で、表面上は取り繕いながら生きているしょう子。認知症になった祖母との交流を描きながら、正反対のように見えた祖母と自分が重なったり、学校での変化があったり。そして、ラストシーンでお互いの感情が交差します。

複数の出版社が書籍化の申し出

 この作品がwithnewsで取り上げられると、電脳マヴォに複数の出版社から書籍化の申し出が寄せられたそうです。

 小学館クリエイティブのコミックス編集を行う子会社「アイプロダクション」の頭根宏和さんは、職場で第4話を読み、周りに気づかれないよう涙を必死にこらえたといいます。

 「正直な話、第3話までの段階では書籍化は難しいと思っていました。それに、うちの部署はエンタメ系の出版物が多いこともあって、うちからは出せないなと。でも、素直に『家族をテーマにしたこの作品の感動を、多くの人に伝えたい』と思ったんです」

 社内会議で上司を説き伏せてコンペを勝ち抜き、小学館クリエイティブからの出版にこぎつけました。

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最終更新:9月9日(金)10時24分

withnews

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