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「ロボに変身しそう」「すごい外見の車両」 建築限界測定車のマヤ50とは? JR東日本に聞きました

withnews 8月24日(水)7時0分配信

 駅に停車している姿を目撃され、話題になっている車両があります。車体の側面にいくつものデコボコがあり、「ロボに変身しそう」といった声も上がっています。「マヤ50」と呼ばれるこの車両、いったいどんな目的で運用されているのでしょうか? JR東日本に聞きました。

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「宇宙船みたい」

 今月上旬、駅に停車している画像がツイッターに投稿されると、「すごい外見の車両」「宇宙船みたい」「ロボットに変形しそう」「ビーム兵器搭載してる」と話題になりました。

 この車両は「マヤ50」です。運用しているJR東日本に聞いたところ、この車両は「建築限界を測定する車」とのことでした。

 「列車を安全に走行させるためには、車両の周りに何も支障物がない空間を確保する必要があります。その空間を建築限界といいます。建築限界内に支障物がないことを、高速かつ効率的に確認するための車両なんです」

通称「光オイラン」

 車両側面のデコボコした箱のような部分には、いろんな方向を測定するためにCCDカメラが設置されています。物理的に接触させることなく、光を照射して支障物がないことを確認することから、通称「光オイラン」とも呼ばれているそうです。

 ここでいうオイランとは「花魁(おいらん)」のことを指します。昔の建築限界測定車には、障害物の有無を確認するために多数の接触式センサーがついていました。これが花魁のかんざしのように見えたことから、こうした名前がついたそうです。

 現在の車両は3代目で、JR東日本が所有しているのは1両のみ。運用スケジュールについては教えてもらえませんでしたが、管内だけでなく第三セクターの線路も走ることがあるそうです。

 広報部の担当者は「凸凹した独特の形状ですが、列車の安全走行のため、精密な測定を行っています。めったに見かけない車両ですが、運よく出合ったら心の中で応援してください」と話しています。

最終更新:8月24日(水)11時24分

withnews