ここから本文です

本紙評論家・得津氏が提言 日本ハムは「4番・大谷」でいけ!

東スポWeb 8月23日(火)6時0分配信

 日本ハムが21日のソフトバンク戦(札幌ドーム)に4―2で競り勝ち、パ天王山3連戦を1勝2敗と踏みとどまった。負ければソフトバンクにマジックが点灯するところだったが、両チームは0・5差と再接近。立役者となったのは先制打を含む3安打と大暴れの大谷翔平投手(22)だ。では現在は打者に専念している大谷を、今後どう起用していくのがベストなのか。ネット裏から出た声は――。

 試合後の栗山監督が「開幕から3タテは食らわないようにと思っていた。よくみんなが頑張ってくれた」と胸をなでおろしたこの日の1勝は「打者・大谷」あってのものだった。

「3番DH」でスタメン出場した大谷は、初回に先制適時二塁打を放ち、8試合連続安打をマークすると、2―2の5回の第3打席では右前打で出塁し、勝ち越しのホームを踏んだ。6回の第4打席で三塁内野安打で出塁すると、右こぶしでガッツポーズをつくり、自軍ベンチを盛り上げた。

 これで今季7度目の猛打賞で、打率は3割4分8厘まで上昇。規定打席に足りないため“陰の首位打者”という状況だが、最終的に規定打席に到達しなくても、不足分の打席を全て凡打として計算して、それでも打率1位となれば、首位打者として認められる。

 大谷はこの日で278打席と、残り31試合で規定打席(443打席)到達は厳しいが、計算上は残りを5打数2安打ペースでいければ、不足分の凡退を加えても3割5分9厘となる。

 不足分を減らせば減らすほど打率も上がるわけで、現在3割4分2厘でリーグトップの角中(ロッテ)ら他の打者しだいでは、史上初となる例外規定を使っての首位打者誕生となる可能性もある。

 そんな大谷に栗山監督も「(大谷を)どう使えばチームにとって一番いいのか…」と頭を悩ませているが、本紙評論家の得津高宏氏は「打者専念」を続行した上での「4番・大谷」を提言した。

「今の日本ハムの快進撃は間違いなく大谷の打撃が支えている。打線のいい流れをわざわざ変えることもないでしょう。このまま大谷を打者に専念させ、投手は短期決戦のポストシーズンからでいい。先発は有原、高梨が安定しているし、いざとなったら斎藤に投げさせてもいい。大谷が先発することで6日に1日は勝利に貢献できるかもしれないが、その分、調整のため3試合で打席に立てない。だったら6日間すべて大谷の力を生かした方が日本ハム優勝の近道になる」と野手専念のメリットを強調した。

 その上で「3番大谷、4番中田の並びだと、中田は大谷の打撃を直前に見ることになる。意識して自然と力が入るし、ここまで波に乗れない(打率2割4分5厘、17本塁打、83打点)ひとつの原因だと思う」と分析。「大谷の上位は動かせないだろうから、すでに2度起用している1番大谷も悪い打順じゃない。3番中田、4番大谷も試す価値は十分にある」と提案した。

「1番大谷」なら打席数も稼げてタイトル獲得も現実味を帯びてくるが…。栗山監督はどう決断するのか。

最終更新:8月23日(火)6時0分

東スポWeb

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合9月29日(木)