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有給休暇が1カ月間もらえる国は? 休める国トップ10、休めない国ワースト10発表 

ZUU online 8/23(火) 9:10配信

世界約190カ国の就労環境調査から、有給休暇が最も少ない国と多い国では、6倍の差があることが判明した。

全体的にアジア圏では有給休暇環境が発展しておらず、1位のフィリピンを筆頭に、タイ、中国、香港、シンガポール、台湾などが続々とワースト10にランク入り。

日本の有給休暇は15.3日で、有給休暇が少ない国の58位だ。ランキングを見る限り、アジア圏の中では比較的のんびりできそうな印象を受けるが、実際にはより多くの休暇を求める声が高く、有給休暇が多い国と比較しても約2分の1しか休んでいないことになる。

■ワーカホリックはアジア圏の風土病?雇用側に意識改革が必要

このランキングは、世界銀行が発表した「2016年労働市場データ」に基づいて作成された。

最も有給休暇が少ない国、フィリピンでは年間の有給休暇が1週間にも満たないのに対し、最も多いフランス(30日)などでは1カ月近くのんびりしながら給料をもらえる。つまりフィリピンの6年間分に値する有給休暇が、1年間でとれるということになる。

日本でも労働基準法のもと、全労働日の最低8割を半年以上を継続勤務している労働者には、有給休暇をとる権利が与えられているのだが、定められた日数などは勤務時間によって異なる。

平均15.3日というものの、労働省の調査からは有給休暇の平均取得率が50%ということも判明しており、年間5日以上の有給休暇消化を義務づける法案などもだされているが、現実と理想のギャップを埋めるには、まだまだ時間と戦いを要しそうだ。

欧米では「ワーカホリック(仕事中毒)」の代表国とされている日本だが、アジア圏では「休まず働く」というある種の風土病が、広範囲に定着してしまっているようだ。労働者が気がねなく有給休暇を消化できる環境づくりに、雇用側が率先して励むべきである。

これに対して、フィンランド、英国、デンマーク、スウェーデンなど、欧州国の多くは、労働側がワークライフバランスをとりやすい環境が整っているといえるだろう。

しかし他国からは羨ましいかぎりの環境も、これらの国の人々にとっては「当たり前」のせいか、「休みが少ない」という不満の声も聞こえてくる。人間は与えられれば与えられるほど、欲の生まれる生き物なのだろう。

■休みながら給料をもらえる国トップ10

9位 ドイツ、アイスランド、マルタ、エジプト、エストニア、ジンバブエ、イラン、マダガスカル(年間平均24日)
8位 セネガル(24.3日)
7位 チャド(24.7日)
6位 スウェーデン、スロバキア、ルクセンブルグ、デンマーク、オーストリア、カメルーン(25日)
5位 イタリア、アラブ首長国連邦、ブラジル、サンマリノ(26日)
4位 コートジボワール(26.4日)
3位 英国(28日)
2位 コンガ(26日)
1位 フランス、フィンランド、イエメン、クウェート、ギニア、トーゴ、モルディブ、ニカラグア、リビア、ジブチ、バーレーン(30日)

■休みたくても休めない国ワースト10

10位 台湾、コンガ、インドネシア、メキシコ、コスタリカ、エクアドル、ガイアナ、レソト(12日)
9位 ジャマイカ、バハマ(11.7日)
8位 スイス、エルサルバドル、パプアニューギニア(11日)
7位 シンガポール(10.7日)
6位 香港(10.3日)
5位 カナダ、ミャンマー、フィジー、サモア((10日)
4位 中国(6.7日)
2位 ナイジェリア(6日)
2位 タイ(6日)
1位 フィリピン(5日)

(ZUU online 編集部)

最終更新:8/23(火) 9:10

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