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角山氏(県原子力対策監)ら任命 廃炉等技術委員

福島民報 8月23日(火)9時26分配信

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)は22日、東京電力福島第一原発の廃炉を技術的に先導する廃炉等技術委員会委員に、福島県原子力対策監の角山茂章氏(72)ら8人を任命したと発表した。県内関係者が委員となるのは初めて。
 前委員の任期満了に伴う任命で、新委員の任期は20日から2年。次回の委員会会合で委員長を互選する。
 委員は学術、産業界の有識者らで構成する。溶融燃料(燃料デブリ)の取り出し時期や工法を検討し、廃炉作業の技術的な裏付けとなる「戦略プラン」をとりまとめる。
 NDFは7月、溶融燃料を建屋内に閉じ込める「石棺」方式について言及した戦略プランを公表。しかし、福島県や地元町村などの反発を受け「石棺」の文言を削除した。
 NDFの担当者は角山氏の任命理由について、「地元の視点をこれまで以上に踏まえながら廃炉に関する議論を進めるため」としている。
 県原子力安全対策課は「地元の意見を反映する場ができる意義は大きい」としている。
 委員は次の通り。
 川村隆(日立製作所名誉相談役・新)児玉敏雄(日本原子力研究開発機構理事長・再)近藤駿介(原子力発電環境整備機構理事長・再)桜井敬子(学習院大法学部教授・新)角山茂章(県原子力対策監・新)杤山修(原子力安全研究協会技術顧問・再)山内隆司(日本建設業連合会副会長・新)吉川弘之(科学技術振興機構特別顧問・新)

福島民報社

最終更新:8月23日(火)9時45分

福島民報