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民進党・蓮舫代表代行「批判しかしない政党だと言われるが、まったく違う」

THE PAGE 8/23(火) 19:34配信

 民進党の次期代表選への立候補を表明している蓮舫代表代行は23日、東京の外国特派員協会で開いた会見で、「民進党になってから初めての代表選挙に挑戦する」と改めて宣言。また、民進党が「批判しかしない、政権の問題しか言わない政党だと言われているが、まったく違う」と力を込めたのち、安倍政権が推進するアベノミクスへの対案を示した。

【中継録画】民進党代表選に立候補を表明の蓮舫氏が会見

 アベノミクスについて、蓮舫氏は「われわれのできないことを全部やった」などと一定評価する一方、「異次元の金融緩和や雇用促進税制、企業に対する最低賃金引き上げの直接要請など、ありとあらゆる経済政策を安倍総理は行ったが、GDPの実質成長率はわれわれが政権にいた東日本大震災のころの約半分。結果が出ていない」と批判。

 さらに、「アベノミクスは、現役世代も子供も多くて高齢者が少なく、景気の好循環があった昭和時代なら機能した。今、高齢者は3割を超え、子どもは10%に近づくほど減っており、労働人口もこのままいけば5000万人に縮小する。モノがあるれた成熟国家になったこの時代に昭和時代の政策が通じないという結果を、安倍政権は見事に出してくれた」と皮肉った後、「限られた財源を何に使うか。われわれは、人への投資に大胆に切り替えるべきだと思う」と主張した。

 日本の子どもの6人に1人が相対的貧困に陥っている現状や人口減少にふれたあと、「それにもかかわらず、少なくなる子どもに『格差は当然、しかたない』と放置するのは政治の責任とは思えない。子どもたちを支援することで納税者、消費者になってもらうのが日本経済にとっても鍵だと思う」として、子どもに対する支援強化が必要とした。

 現役世代に関して、蓮舫氏は「30年前に比べて共働き世帯は1.5倍に増えたのに対し、世帯収入は2割減った。1人働く世帯よりなぜ収入が低いのか。安倍総理が掲げる同一賃金同一労働は大賛成、ぜひ一緒にやらせていただきたい」と述べるとともに、高齢者に対しては社会保障の充実を図り、すべての世代の不安解消に努める方針を示した。

 民進党の代表選は、9月2日告示、同15日の臨時党大会で選挙を行う予定。岡田克也現代表は3日、次期代表選について、「新しく民進党になって、代表も新しい人が担うべきと考えて、次回の代表選は出ないことにした」とすでに出馬しない意向を表明。蓮舫氏以外で予想される立候補者としては目下、前原誠司元外相の名前が挙がっている。

(取材・文:具志堅浩二)

最終更新:8/23(火) 20:33

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