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【WWEサマースラム】レスナー凶獣化!大流血V

東スポWeb 8月23日(火)16時47分配信

【ニューヨーク州ブルックリン21日(日本時間22日)発】WWE真夏の祭典「サマースラム」が開催され“ビースト”ブロック・レスナー(39)が“毒蛇”ランディ・オートン(36)を顔面パンチ連打で大流血に追い込んで、衝撃のTKO勝ちを収めた。また初代WWEユニバーサル王座決定戦はフィン・ベイラー(プリンス・デヴィット=35)がセス・ロリンズ(30)を撃破。WWE入団2年目でメジャーの頂点に立った。

 両雄はルーキー時代の2002年9月、当時の育成団体OVW(オハイオ州)時代に1度対戦したのみ。実に14年の歳月を経て夢の激突が実現した。レスナーは試合前に「俺はその後、メガ・スーパースターになった。しかしアイツはただのスター止まり。その差を見せつける」と自信満々に語っていたが、ここまで一方的な展開になるとは、誰が予想できただろうか。

 レスナーはいきなりタックルからヒザ蹴りを叩き込む。2分過ぎにジャーマンを決めるや、早々と「スープレックス・シティー」(スープレックス祭り)全開だ。オートンを7度も投げ捨てると実況席上でのF5を狙うが、これはRKOで切り返された。リング上に戻るとオートンはDDTからRKOでようやく反撃。しかしビーストはF5で再度ペースを取り戻してしまう。

 その直後だ。突然スイッチが入ったかのように、レスナーはグローブを外し、馬乗りになって鉄拳とヒジでオートンの顔面を殴り始めた。毒蛇は戦意喪失となり、頭部からはおびただしい量の鮮血が流れ出した。

 リングドクターがチェックに入るも“凶獣”と化したレスナーは攻撃の手を止めない。ドクターを押しのけてパンチ30連打。オートンは失神状態だ。ようやく11分45秒、レフェリーがレスナーのTKO勝利を宣告。あまりに凄惨な幕切れに大観衆は絶句するのみ。オートンは前頭部を10針縫う重傷を負った。

 レスナーの暴走は止まらず、抗議に入ったスマックダウンのシェーン・マクマホン・コミッショナー(46)までF5でKOしてしまう。7月9日の「UFC200」では約4年半ぶりにUFC復帰を果たし、マーク・ハント(42)に圧勝したレスナーだが、総合格闘技モードに戻ったということなのか。代理人のポール・ヘイマン(50)も「何ということをしてくれたんだ…」と頭を抱えるのみだった。圧巻の強さは見せつけたものの、何らかのペナルティーが科せられることは確実。真夏の祭典はまさかの結末となった。

最終更新:8月23日(火)16時47分

東スポWeb